平成30年度春の企画展

　徳島城が築かれたのは、天正14年（1586）のこと。それから280年以上の長きにわたり、徳島城は大名蜂須賀家の居城として阿波の中心となってきました。明治初頭に蜂須賀家は城を去り、建物も取り壊されてしまいましたが、徳島城の栄華を伝える品物や遺構は、現在でも数多く目にすることができます。
　今回の企画展では「徳島城を再発見しよう！」をメインテーマに、お城に関する様々な情報を、関連する資料とともに取り上げていきます。火事除けのお守りがはめ込まれた伝説の板戸、城内に存在した広大な「お花畑」、石垣に残る謎の刻印などなど、知られざるエピソードもご紹介。今は幻となった徳島城の世界、あなたも一緒に探検してみましょう！