平成30年度秋の特別展
最終更新日:2018年12月6日
特別展「討入とその周辺―赤穂義士と徳島藩」
赤穂事件は、元禄14年(1701)赤穂藩主浅野内匠頭長矩が江戸城内で高家筆頭吉良上野介義央に切りつけたことに端を発します。浅野家は御家断絶、家臣は離散しましたが、その一部47人は義央を打ち、主君の仇を報いました。この赤穂浪士の敵討は、「忠臣蔵」として浄瑠璃や歌舞伎などに取り上げられ国民的人気を博し現在に至っています。
本展では、この赤穂事件と忠臣蔵の世界を取り上げるとともに、大石内蔵助が討入り前日に徳島藩関係者に送った暇乞状はじめ、徳島藩家老池田家に伝来した関連資料を公開し、赤穂義士と徳島藩の人々の関係に焦点をあてます。有名な討入りを支えた人々の存在を提示することで、本事件をあらためて見直すきっかけとしたいと思います。
会期
平成30年11月3日(土曜)から12月24日(月曜)
入館料
大人500円・高大生300円・小中学生無料(20人以上の団体は2割引き)
記念講演会
「忠臣蔵」の真実―赤穂浪士はなぜ討入りをしたのか―
日時:12月15日(土曜)午後1時30分から午後3時
講師:山本博文氏(東京大学史料編纂所教授)
講演会
「討入前日の大石内蔵助暇乞い状―赤穂義士と徳島―」
日時:12月9日(日曜)午後1時30分から午後3時
講師:根津寿夫(当館館長)
関連イベント
(1)「徳島藩 家臣団シンポ―家老池田家と水軍の森家―」
日 時 :11月3日(土曜)午後1時30分から午後3時
パネラー :池田紹氏・森章夫氏 司会:根津寿夫(当館館長)
申込方法:当日受付
(2)「歩いて学ぶ赤穂義士と徳島」
日 時 :12月16日(日曜)午後1時30分から午後4時
講 師 :根津寿夫(当館館長)
申込方法:ハガキに住所・氏名・電話番号、「歩いて学ぶ赤穂義士と徳島」と記入し、
徳島城博物館まで(12月6日必着)
(3)「講談で学ぶ忠臣蔵」
日 時 :12月24日(月曜・振替休日)午後2時から午後3時30分
講 師 :旭堂南龍氏(真打講談師)
解 説 :須藤茂樹氏(四国大学文学部教授)
申込方法:当日受付
展示解説
日時:平成30年11月11日(日曜)、12月8日(土曜)午後2時から午後3時
講師:根津寿夫(当館館長)
基本情報
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