正しい119番通報
最終更新日:2023年7月1日
みなさんの周りで、火事が起こったり、急病や突然のケガで困っている人がいたら電話で「119」番をかけて、消防車や救急車を呼んでください。
・局番は必要ありません。確実に「1」「1」「9」をダイヤルしてください。
・通報するときには、まずは落ち着いて自分の安全を確保してください。
・一方的に話をせず、消防通信員に聞かれたことを答えてください。
・会話が長引いたからといって、出動が遅れるということはありません。
・万が一、間違えて「119」番をかけてしまった時は、慌てて切らずに「間違いです」と伝えてください。
正しい119番のかけかた
119番通報のポイント
(消防局 通信指令課)
通報は、おちついて、はっきりと
(1) 何が起こったか(火事か救急かその他の災害か)
(2) 発生場所(町名、番地、家の名前など)
(3) 目標となる建物や橋等の地物
(4) 災害の状況
・火事の場合は、何が燃えているか、逃げ遅れた人がいるかなど
・救急の場合は、事故種別(急病、交通事故、一般的な負傷等)及び 傷病者の状況(意識状態や呼吸、出血の有無など)
(5) 通報しているあなたの名前と電話番号
*119番通報例は、次のリンクでご確認ください。
動画はこちら
携帯電話からの119番通報
・携帯電話からの通報も、局番なしの「1」「1」「9」番をダイヤルしてください。
・車で走行中の場合は、安全な場所に停車してから通報してください。
・携帯電話からの通報時は、電波の状況によって管轄外の消防本部につながる場合が
あります。受信した消防本部から管轄する消防本部へ電話が転送されますので、消防
通信員の指示に従い電話は切らずにお待ちください。
電話以外の緊急通報
徳島市では、聴覚障害または言語障害等により、119番通報が困難であるかたを対象に「ファックス緊急通報」及び「徳島市NET119緊急通報システム」を運用しています。
(1) ファックス緊急通報
ファックスを利用した緊急通報になります。詳しくは、次のリンクでご確認ください。
(2) 徳島市NET119緊急通報システム
自分の携帯電話やスマートフォンのインターネット機能を利用し、簡単な操作で素早く119番通報ができるシステムです。詳しくは、次のリンクでご確認ください。
このような通報はご遠慮ください!!
(1)「サイレンを止めてきてほしい。」
消防車・救急車は緊急自動車です。赤色灯をつけ、サイレンを鳴らして走行するように法律で義務付けられています。
また、一刻も早く現場に駆けつけるためには、サイレンを鳴らすことは必要不可欠です。
緊急自動車であることをご理解お願いします。
(2)「救急の病院や火災の問い合わせ」
119番は緊急回線であり限りがあります。救急病院や火災等の問い合わせは下記の番号にお願いします。
病院問い合わせ先:088-656-1190(徳島市消防局案内)
火災等問い合わせ先:0570-066-655(火災等の問合せ以外にも、徳島市で運用している同報無線の情報
も案内しています。)
(3)「いいから早く来て!」
交通事故の状況やケガ・病気などの症状を確認するために質問を続けると、「いいから早く来て。」と焦り興奮してしまうかたがいらっしゃいます。
消防通信員は、通報者のかたへのサポートを考えて対応しています。焦って「いいから早く来て!」と言うよりも、「どうしたらいいか?」尋ねてください。消防通信員は心臓マッサージ、ケガの応急手当など、今あなたに出来ることをお伝えします。
通話中でも救急車は現場に向かっています。
消防通信員は、救急車が到着するまでの数分間に出来ることを考え、全力でサポートいたします。
(4)「交通事故を見かけたが、ケガ人がいるかはわからない。」
消防は警察とは違い事故処理は行いません。ケガ人や急病人、救助を必要とする場合に出動しますので、自身の安全を確保したうえで状況を確認し、救急車や消防車の必要がある場合に119番通報してください。
119番通報後の対応について
通報電話を切った後、消防側から、さらに確認したいことがあった場合に通報電話番号に電話をかけることがあります。しばらくは電話に出られるようにしておいてください。
停電時の119番通報について
停電時は、電話機によっては使えなくなる電話があります。そのようなときには携帯電話や公衆電話などから「119番」に通報してください。
詳しくは、次のリンクでご確認ください。
口頭指導による応急手当のお願い
心肺停止など、重篤な状態のかたを救うためには、近くに居合わせたかた(バイスタンダー)の協力が不可欠です。
救急車が到着するまで、近くに居合わせたかた(バイスタンダー)が必要な応急手当ができるよう電話でお伝えするのが、「口頭指導」です。
「口頭指導」は、心肺蘇生法(胸骨圧迫等)、気道異物除去法(背部叩打法等)、止血法(直接圧迫止血等)、やけどの手当など直ちに応急手当が必要と判断される場合に実施します。
必要な応急手当の方法は、消防通信員が電話口でお伝えしますので、できるだけご協力ください。
頼りはその場に居合わせた「あなた」です。
胸骨圧迫(心臓マッサージ)
背部叩打法
直接圧迫止血(左:手袋使用 右:ビニール袋使用)
やけどの冷却
電話機のスピーカーモード(ハンズフリー)機能の活用について
口頭指導を行う上で近くに居合わせたかた(バイスタンダー)に有効な処置を行ってもらうため、可能な限りご使用の電話機をスピーカーモード(ハンズフリー)に切り替えてください。
スピーカーモード(ハンズフリー)に切り替えることにより、応急手当を行う際に両手を使用することができ、効果的な応急処置が可能となります。
スピーカーモード(ハンズフリー)とは、電話機のスピーカーボタンを押すことで、耳元から電話機を離しても通話が可能となる機能です。
詳しくは、次のリンクでご確認ください。
心肺蘇生法と救命講習
徳島市ホームページでは、「心肺蘇生法(自動体外式除細動器AEDを含む)の手技」及び「救命講習会の開催」について紹介しています。詳しくは、次のリンクでご確認ください。
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