令和6年度イベント報告（36）「令和6年度　合同職員研修会」

　令和6年10月1日（火曜）に、徳島大学附属図書館との連携事業の一環として合同職員研修会を実施しました。この研修会は9年間、継続して実施しています。今年度は前鳥取県立図書館館長の小林 隆志氏を講師にお迎えして、「大学図書館と公共図書館の連携－鳥取県の事例から－」と題して研修会を実施しました。
　実際に鳥取県立図書館が取り組んでこられた事例をもとに、都道府県立図書館と市町村立図書館、大学図書館などが協力し、地域全体で高いレベルの図書館サービスを提供できる仕組みを構築することの重要性についてお話しいただきました。県内図書館の物流システムの整備やデジタルアーカイブの共同構築だけでなく、学校図書館の支援や医療・健康情報の提供など、ハード面とソフト面の両方から地域課題の解決を目指す鳥取県立図書館の取り組みについて知り、図書館の可能性を感じました。
　今回の学びを活かし、両館が密接に協力して地域活性化に貢献できるよう、サービス向上に努めてまいります。講師の小林先生、貴重なお話をありがとうございました。

「図書館へいこう！キャンペーン」や「図書館＝居場所！？キャンペーン」など、鳥取県立図書館が実施している革新的な取り組みについてご紹介いただきました。