令和7年度イベント報告(15)のぞいてみよう!メダカの世界
最終更新日:2025年7月17日
イベント内容
令和7年6月22日(日曜)「のぞいてみよう!メダカの世界」を開催しました。
講師はメダカが大好きな当館のスタッフが務めました。
メダカは兵庫県より北に生息しているか西に生息しているかで「キタノメダカ」「ミナミメダカ」と、大きく2つに分かれており、品種改良されて500種類以上いるそうです。
実験ではメダカは何色が好きなのか、水の流れに逆らって泳ぐのはなぜかを、実際にメダカを使ってみんなで観察しました。
赤、黄、緑、水色の4色の画用紙を水槽の下に引くと、メダカは水色と緑色に1番多く集まってきました。
これは、メダカの好む光の波長500ナノメートルが、水色と緑色に近いことから起こる現象だそうです。
流れの実験では、白黒のしま模様の画用紙を水槽の周りに被せて回すと、回る方向と同じ方向にメダカたちが泳ぎだしました。
これは、メダカが周りの景色をきちんと見ている証拠で、同じ場所に留まろうとする「走流性」のためだと教えてもらいました。
実験結果が分かるたびに、みんなとても驚きながらも真剣にメダカたちを見つめていました。
後半は、スタッフ手作りの顕微鏡を使って、「たんぽぽの綿毛」「ミジンコ」「メダカの卵」を観察しました。
最初はスポイトでミジンコを捕まえられなかったり、ピントが合わなかったりと、戸惑いがちだった子どもたちも慣れてくると、「ミジンコ見えた!!速い!!」「メダカの目が見えた!!」と、嬉しそうな歓声が起こっていました。
参加した子どもたちからは「ミジンコやメダカを顕微鏡でほとんど見たことがなかったからとても楽しかった」「スポイトでミジンコ、メダカの卵を取るのが楽しかった」という感想が寄せられました。
保護者のかたからも「メダカに興味がでてきた」「顕微鏡でいろんな物を観察してみたいです」など、感想をいただきました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
イベントの様子
メダカの好きな色は何色だと思う?
メダカの生態の実験。みんな興味深々!!
「ミジンコが動いてるの見えたよ!!」
スマホのレンズを通してみると見やすいよ☆
お問い合わせ
はこらいふ図書館(徳島市立図書館)
〒770-0834 徳島県徳島市元町1丁目24番地
電話番号:088-654-4421(代表)・088-602-8833(移動図書館)
ファクス:088-654-4423
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