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徳島市ジェンダーギャップ解消アクションワークショップ「誰もが自分らしく活躍できる未来のシナリオを描こう」を開催しました

最終更新日:2024年8月17日

名称

徳島市ジェンダーギャップ解消アクションワークショップ
「誰もが自分らしく活躍できる未来のシナリオを描こう」

ワークショップ概要

「誰もが自分らしく活躍できる未来のシナリオを描こう」をテーマに、職場や家庭、地域で感じる性別による固定的な役割分担意識や無意識の思い込みについて話し合い、誰もが自分らしく活躍できる徳島について考えるワークショップを開催しました。
 
と  き:〈第1回〉令和4年10月29日(土曜日)13:30~15:30
     〈第2回〉令和4年10月30日(日曜日)13:30~15:30

と こ ろ :徳島市役所13階 大会議室
 
講  師:萩原 なつ子 さん
     独立行政法人国立女性教育会館 理事長
     認定特定非営利活動法人日本NPOセンター 代表理事

参加人数

令和4年10月29日(土曜日) 35人
令和4年10月30日(日曜日) 22人

意見交換の内容(要約)

第1回 令和4年10月29日(土曜日)                        〈テーマ〉ジェンダーギャップの解消に向けてできること              ~「強く残るジェンダーバイアス」と「それを解決していくための明日からの取組」~

「根強く残るジェンダーバイアス」と「ジェンダーバイアスを解決するためには」をテーマに、各グループで話し合った後、発表し全体で意見共有を行いました。

〈意見概要〉
根強く残るジェンダーバイアス等(主な意見)
地 域
○地域コミュニティ等では、「長」は男性で、「事務」は女性が多い。
○PTA活動や地域活動は、行事や活動への参加は女性が多いが、「長」は男性が多い。
家 庭
○男性の家事・育児参加が少ない。
○家事・子育ての負担が女性に偏っている。
仕 事
○家庭での家事・育児などの負担が大きく、女性はなかなか管理職になりたくてもなれない。
社 会
○女性議員が少ないのは、周辺の反対によるものではないか。
○女性が立候補しようとすると「子どもはどうするの」と言われる。
○まだまだ男性中心の社会である。
○性被害、セクハラ
○夫婦別姓
意 識
○女性自体の意識として、女性が「長」になりたがらない。
○「母性」は女性だけが持っているものなのか。
○若い世代ではジェンダーギャップがなくなってきている。
〈意見概要〉
ジェンダーバイアスを解消していくための明日からの取組(主な意見)
学び・教育・人材育成
○男女共同参画や人権に関する研修会、講演会等を開催し、積極的に参加を促し、また積極的に講演会等に参加することが大切である。
○早い段階からの教育が大事である。保育所(園)、学校での教育も大切である。
○ロールモデルとなる女性や若い世代のリーダー的役割を担う女性を育成し、応援する必要がある。
意識改革
○女性自身も積極的に管理職になるという意識を持つ。
○世代間で意識の違いがあるので、それぞれに合わせた意識啓発に取り組む必要がある。
○夫婦別姓への理解を深めていく必要がある。
○女性は、積極的に意見・発言をしていく必要がある。
コミュニケーション
○無意識の思い込みに気づき、コミュニケーションをとることが重要である。
○バイアスをなくしていくには、まずは家庭から。研修等に参加し、正しい知識を学び、家族へ伝えていくことが大事である。
○ジェンダーギャップについて、家族、身近な人たちで話し合う。
○少数派の意見を聞く必要がある。
○ジェンダーに敏感な視点を持つよう周囲に発信する。
仕組みづくり
○若い世代では、男性も家事・育児に取り組んでいる人が多く、男性が育休を取ることへの抵抗感がなくなりつつある。
○男性の育休だけでなく、誰もが休みやすい体制、組織づくりが必要である。
○男性・女性に関係なく、よりよい働き方を実践していく必要がある。

第2回 令和4年10月30日(日曜日)                        〈テーマ〉ジェンダーギャップの解消に向けてできること              ~短歌 ジェンダーギャップ解消をめざして~

「ジェンダーバイアス」「ジェンダーバイアスを解決するためには」をテーマに、上の句「5文字」を作るグループと下の句「7文字」を作るグループに分けて、各グループで句を考えた後、「5・7・5・7・7」となるよう交互に発表し合い、短歌を完成させました。

短歌 ジェンダーバイアス解消をめざして
短歌 ジェンダーギャップ解消をめざして

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