第4次男女共同参画プラン・とくしま~誰もが輝く社会をめざして~
最終更新日:2023年4月1日
第4次男女共同参画プラン・とくしま
社会の多くの分野で男女共同参画や女性活躍が進むなど、一定の進展が見られますが、職場や地域、政治の場などにおける指導的地位に占める女性の割合の拡大、根強く残る固定的な性別役割分担意識や無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)の解消、男女間の経済的・社会的格差の解消などの課題が残されており、引き続き男女共同参画社会の実現に向けた取組が必要です。
こうしたことから、新たに今後5年間に本市が取り組むべき施策の方向と内容を明らかにするため、「第4次男女共同参画プラン・とくしま」を策定しました。
第4次男女共同参画プラン・とくしま(PDF形式:5,159KB)
第4次男女共同参画プラン・とくしま(概要版)(PDF形式:2,173KB)
基本理念
一人ひとりが尊重し支え合い個性や能力を発揮して、誰もが活躍できるまちの実現
基本方向1 人権の尊重と男女共同参画の意識づくり
誰もが、性別等にかかわりなく社会のあらゆる分野に主体的に参画し、個性と能力を十分に発揮できる社会を実現するためには、市民一人ひとりが多様な生き方を互いに認め合うことが重要です。
市民や市民団体、企業、地域団体と連携・協働しながら、市民一人ひとりが、男女共同参画を自分のこととして認識し、男女共同参画社会の実現に向けて協力し合い取り組めるよう、男女双方の意識改革を促進するとともに、年代やライフステージに応じた実効性のある取組を実施し、行動変革へとつなげます。また、子どもの頃から性別による固定的な役割分担にとらわれない意識や多様性を認め合う意識が育まれるよう、学校・家庭・地域のあらゆる場において教育・学習機会を提供します。
基本方向2 あらゆる分野で誰もが活躍できる環境づくり
誰もが性別等にかかわらず、個性と能力を十分に発揮し活躍できる男女共同参画社会の実現のためには、社会のあらゆる分野における政策・方針決定過程に誰もが社会の対等な構成員として参画し、多様な視点を反映させていくことが重要です。
働く場・地域活動などあらゆる分野において多様な人材が参画し、活躍できる環境づくりに取り組みます。
また、誰もが、自分らしい生き方を選択し、家事、子育て、介護等の家庭生活や趣味・地域活動など個人の生活と仕事が両立でき、働く場においても活躍できる社会の実現が求められています。
企業や事業所を対象に、ジェンダーギャップの解消に向け、女性活躍の推進や働き方改革への理解の促進、育児・介護休業取得に向けた啓発・支援を行います。また、市役所においても女性活躍、職員のワーク・ライフ・バランスの推進に取り組み、働きやすい職場環境づくりを進めます。
基本方向3 安全・安心に暮らせる地域づくり
配偶者等からの暴力(DV)、性暴力、ストーカー行為やセクシュアルハラスメント等、女性に対する暴力は、犯罪となる行為をも含む重大な人権侵害であり、男女共同参画社会を形成していく上で克服すべき重要な課題です。
市民一人ひとりが、女性に対する暴力は重大な人権侵害であることをよく理解し、暴力を容認しない社会の実現に向け、取組を進めます。
また、ひとり親家庭が安心して子育てし、自立した生活が営めるよう、家庭状況やニーズに応じ、総合的な支援を行うとともに、高齢者、障害者、外国人、性的マイノリティなどを理由に、生活上の様々な困難を抱える人が安心して暮らすことができる環境の整備を行い、多様性を認め合う社会の実現を目指します。
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