2022年8月9日 徳島市と消費者庁及び徳島県との共同による食品ロス削減に向けた「てまえどり」キャンペーンの実施について ほか
最終更新日:2022年9月29日
日時:令和4年8月9日(火曜日)午前10時30分から
場所:徳島市役所13階 大会議室
会見項目
1 徳島市と消費者庁及び徳島県との共同による食品ロス削減に向けた「てまえどり」キャンペーンの実施について
2 「帰ってきた夜の動物園」の開催について
3 江崎グリコ株式会社とユニ・チャーム株式会社が協働で実施する企業向け両親学級「みんなの育休研修」への参加について
会見の様子
動画配信(手話付き)は、ユーチューブ徳島市公式チャンネル(外部サイト)
注記:この動画は、記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。
記者会見資料
「てまえどり」キャンペーンの実施について(PDF形式:231KB)
「帰ってきた夜の動物園」の開催について(PDF形式:333KB)
チラシ(帰ってきた夜の動物園)(PDF形式:15,125KB)
企業向け両親学級「みんなの育休研修」への参加について(PDF形式:150KB)
江崎グリコプレスリリース(「みんなの育休研修 」 を無償提供)(PDF形式:1,138KB)
会見項目説明
1 徳島市と消費者庁及び徳島県との共同による食品ロス削減に向けた「てまえどり」キャンペーンの実施について
わが国では、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる食品ロスは522万トンにもなります。徳島市としましても、大切な資源の有効活用や環境負荷への配慮から、食品ロスを減らすことに取り組んで行く必要があると考えております。そこで、本市では、消費者庁及び徳島県と共同して、買ってすぐに食べるときに、商品棚の手前に陳列されている商品を購入する「てまえどり」を市民の皆さんに呼びかけるキャンペーンを実施いたします。
それでは、お手元の資料をご覧ください。
具体的には、本市と包括連携協定及び徳島県と包括提携を締結する株式会社セブン-イレブン・ジャパンと連携し、「てまえどり」を呼びかける特製POPを掲示いたします。開始日は、令和4年8月11日からで、徳島市内31店舗と本市市域外の県内49店舗の合計80店舗で掲示いたします。
POPデザインは、資料にお示しのとおりです。上のピンクが徳島市内の店舗用で、消費者庁、徳島県、徳島市の3者による呼びかけとなっております。
下の青色のPOPが徳島市域を除く県内の店舗用で、消費者庁及び徳島県による呼びかけとなっております。
なお、このデザインは、ピンクと青色ともに本市職員がデザインし、県に提供させていただきました。
こうした食品ロスに関する3者共同キャンペーンは、初めての取組となります。この取組を通じて、市民の皆さまがお買い物をされる際に、「てまえどり」や「てまえどり」をしていただくことで、食品ロスを考えていただくきっかけとなることや、また実際に食品ロスの削減につながることを期待しております。
2 「帰ってきた夜の動物園」の開催について
新型コロナウイルス感染拡大により2年間にわたって休止を余儀なくされていましたとくしま動物園の人気イベントのひとつ、「夜の動物園」を3年ぶりに「帰ってきた夜の動物園」と題し、感染防止対策を講じたうえで開催いたします。
開催日時は、10月2日、9日、15、22日の4日間、通常の動物園の閉園後、「帰ってきた夜の動物園」として午後6時に開園し、午後8時30分まで開催いたします。なお、入園は午後8時までといたします。
料金は、入園料が大人600円、中学生以下は無料。駐車料は普通車310円、大型車1,310円です。
なお、「帰ってきた夜の動物園」では年間パスポートはご利用いただけません。
開催に際し、感染防止対策として、一開催あたりの入場車両数を600台に制限し、園内の混雑および道路の渋滞を回避いたします。そのため、入場車両については、往復はがきの応募により発行する駐車整理券の提示が必要です。駐車整理券の発行につきましては、本日8月9日から9月1日までの間、募集いたします。応募方法等の詳細は、とくしま動物園ホームページ及び公式インスタグラムをはじめ、徳島市広報SNS、広報とくしま8月15日号でお知らせいたします。
駐車場のご利用については応募が必要ですが、入園についての応募は必要ございません。当日は徳島市営バスの臨時便が運行されますので、この機会にバスの利用もご検討ください。
とくしま動物園では、今春から公式インスタグラムを立ち上げ、動物園のリアルタイム情報を発信しています。この機会にぜひインスタグラムをフォローしていただき、動物園が実施するイベントや野生動物の保護活動、園の動物たちの近況などを身近に感じていただくことで、とくしま動物園のファンになっていただきたいと思います。
秋のイベントとしては、3年ぶりの開催となる「帰ってきた夜の動物園」を、ご家族やお友達とぜひ訪れて、昼間では見られない夜の動物たちの様子を観察し、新たな魅力を発見し、楽しんでいただきたいと思います。
また、8月11日 山の日に、ハイエナの展示を開始いたします。秋吉台サファリパーク出身の、ブチハイエナ「ガブ」くんが、とくしま動物園の新しい仲間になっています。ハイエナの展示は、とくしま動物園では初めてです。ぜひご家族でご来園いただきたいと思います。
3 江崎グリコ株式会社とユニ・チャーム株式会社が協働で実施する企業向け両親学級「みんなの育休研修」への参加について
改正育児・介護休業法が本年4月から順次施行され、官民問わず、出産・育児による労働者の離職を防ぎ、希望に応じて男女ともに仕事と家庭を両立できる社会が実現できるよう、取り組みが求められているところです。
徳島市においても、誰もが働きやすく、一人ひとりが力を発揮できる職場環境を構築するため、職員のための子育て支援や、女性の活躍推進を図ることを目的とした徳島市特定事業主行動計画を本年4月に改定し、男性職員の育児休業取得の促進を掲げ、子育て支援のあり方や男性職員の多様な働き方改革に取り組むこととしています。
こうしたことから、男性職員にも、子どもの健やかな成長に参画する機会が持てるよう、様々な職場環境にあっても、育児参加に関わることのできる特別休暇や年次休暇、育児休業など、あらゆる休暇制度をフル活用することによって、男性職員の実質的な育児休業取得率100%を目指すことといたします。
そこで、男性職員が育児参加に興味を持つための意識付け、きっかけづくりとして、社会全体で男性の育児参加を促すことを目的として、本年4月から研修提供を行っている、江崎グリコ株式会社とユニ・チャーム株式会社が協働で実施する企業向け両親学級「みんなの育休研修」に参加し、8月下旬には、徳島市役所で研修を実施することといたしました。これは、西日本の自治体では初めての開催となります。
本日は、江崎グリコ株式会社の木下様にも、オンラインでご出席いただき、のちほど事業概要のご説明をいただくこととしておりますが、この事業では、コロナ禍の現状に鑑み、本市職員のうち、育児休業を取得予定である者、または育児休業取得を検討している職員15人程度を対象に実施したいと考えております。
質疑応答
1 会見項目
(1)「帰ってきた夜の動物園」の開催について
(読売新聞社)
1日当たりの入園人数は決まっていますか。
(市長)
人数は決まっていませんが、駐車場は台数を 制限をいたします。
(読売新聞社)
とくしま動物園としては、ハイエナの展示は初めてでしょうか。
(動物園長)
常設で展示するのは初めてとなります。
(四国放送)
夜の動物園の開催は3年振りですが、3年前の入園者数を教えてください。
(動物園長)
令和元年度では、4日間の開催予定でしたが、うち1日は台風により中止となりました。入園者数は3日間で、約6,800人でした。
(四国放送)
今後、新しい動物の展示の予定があれば教えてください。
(動物園長)
ヤマアラシを導入する予定です。
(2)江崎グリコ株式会社とユニ・チャーム株式会社が協働で実施する企業向け両親学級「みんなの育休研修」への参加について
(読売新聞社)
官公庁として全国で3例目ということですが、他の2例について教えてください。
(市長)
兵庫県芦屋警察署と愛知県岡崎市です。自治体としては2例目になります。
(読売新聞社)
この研修の取材は可能でしょうか。
(人事課長)
取材は可能です。
(読売新聞社)
参加対象は15人程度ですが、すでに対象者は決まっていますか。
(人事課長)
これから募集します。
(読売新聞社)
対象は男性ですか。
(人事課長)
男女は問いません。
(市長)
今回だけで終わらせるのではなく、第2回目の開催も検討していきたいと考えています。
(四国放送)
なぜ男性の育休取得が進まないのか。どのような改善をしたら取得が進むと市長はお考えですか。
(市長)
自分が育児休暇を取得することによって、職場において仕事がどうなるのか、周囲との関係など、不安に思うことや、また給与においても育児休暇中は所得が減ることも取得が進まない要因の1つではないかと思います。徳島市では、育児休暇以外にも年次休暇他さまざまな休暇制度がありますので、そういう制度も含めて、育児休暇の実質100%取得を目指して取り組んでいきたいと思います。
その他の項目
(1)阿波おどりについて
(読売新聞社)
8月11日より阿波おどりの前夜祭が始まりますが、市長の阿波おどりへの思いをお願いします。
(市長)
市長に就任してから毎年、コロナ禍で阿波おどりをどのように開催していくかという課題と向き合ってきました。現在も第7波で感染状況などの課題がある中で、阿波おどり実行委員会が、今年の阿波おどりをどのように開催していくのかを実行委員会で議論し、今年はプランAで開催することにしたと聞いています。国や県において、県知事も会見で、行動制限を行うのではなく、社会、経済活動をできる限り維持しながら、医療体制の確保に万全を期すということを述べられています。私といたしましても、3年振りに桟敷を設置しての開催ということで、街に笑顔が溢れてほしいと思います。
(四国放送)
新型コロナウイルス感染者数が1,000人を超える日がありましたが。
(市長)
8月6日に感染者数が1,000人を超え、しかしながら、病床使用率は50.6%。8月8日で、病床使用率が50.6%に達しました、重症者の病床使用率は14%ということで、医療がひっ迫している状況ではなかったと認識しております。コロナ禍の中で、社会、経済活動を復活させていくうえで、阿波おどりの歩みを止めることはできないと考えています。阿波おどり未来へつなぐ実行委員会でさまざまな議論を尽くしてプランAの開催と決定したので、実行委員会の一員として徳島市も阿波おどりの開催を支援していきたいと思います。
(徳島新聞社)
阿波おどりチケットの販売状況を教えてください。販売状況によっては、収入が事業計画の見込みに届かず、大幅な赤字が発生した場合、徳島市が補填することはありますか。
(市長)
昨年、阿波おどり事業運営体制検討委員会から報告書をいただきました。その報告書の中で、新型コロナウイルスの感染拡大等により、赤字が発生した場合の支援についての話がありました。徳島市としては、阿波おどり未来へつなぐ実行委員会と十分な協議をした上で対応する必要があると考えています。
(徳島新聞社)
阿波おどりについて、一部の市議会議員より新型コロナウイルス感染症の急拡大を理由に、開催規模縮小の緊急要請がありましたが、感染防止に対する十分な対策ができているとお考えでしょうか。
(市長)
阿波おどり未来へつなぐ実行委員会は、できるだけの感染防止対策を行っていると聞いております。徳島市として、阿波おどり未来へつなぐ実行委員会へ申し入れをする予定はありません。
(2)世界平和統一家庭連合との関わりについて
(徳島新聞社)
市長は、これまで世界平和統一家庭連合との関わりはありましたか。
(市長)
特にありません。
(徳島新聞社)
会合への参加や、祝電を送ったことなどはありますか。
(市長)
ありません。
(徳島新聞社)
政治家として宗教団体との距離感についてどのようにお考えでしょうか。
(市長)
私自身は、宗教団体との関わりはありませんが、一定の距離を保ちながら、個人が入信することについては、問題ないと思います。
注記:質疑応答は内容を要約しております。
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