中核市は どんな事務を行うのですか。
最終更新日:2016年4月1日
「中核市」は、都道府県がその区域にわたり一体的に処理することが効率的な事務や、中核市が処理することが適当ではないとされた事務を除いて、ほとんど政令指定都市と同じような事務を処理することができます。
これまでに中核市になっている他都市の例によると、中核市への移行に伴い、法律、省令による事務や県が独自に実施している事務などが移ります。
その主なものには、次のような事務があります。(出典:総務省ホームページ)
中核市の処理する主な事務
民生行政に関する事務
- 身体障害者手帳の交付
- 養護老人ホームの設置認可・監督
- 母子・寡婦福祉資金の貸付け
保健衛生行政に関する事務(保健所設置市が行う事務)
- 地域住民の健康保持、増進のための事業の実施
- 飲食店営業等の許可
- 浄化槽設置等の届出受理
- 温泉の利用許可
環境保全行政に関する事務
- ばい煙発生施設の設置の届出受理
- 産業廃棄物の収集運搬業者や処分業者に対する措置命令
都市計画等に関する事務
- 屋外広告物の条例による設置制限
文教行政に関する事務
- 県費負担教職員の研修
【施行時特例市の処理する主な事務】
環境保全行政に関する事務
- 一般粉じん発生施設の設置の届出受理
- 汚水又は廃液を排出する施設の設置の届出の受理
- 汚染土壌処理業の許可の申請の受理及び許可
都市計画等に関する事務
- 土地区画整理組合の設置の認可
- 宅地造成の規制区域内における宅地造成工事の許可
- 市街化区域又は市街化調整区域内の開発行為の許可
その他
- 計量法に基づく勧告、定期検査
この情報はお役に立ちましたか?
お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。