海外へ出国する場合の個人住民税（市民税・県民税・森林環境税）の納付について

　「住民税（市民税・県民税・森林環境税）」は、その年の1月1日時点で住所がある市区町村で課税されます。年の途中で転出したり、海外へ出国してもその年度の住民税は、1月1日時点で住所がある市区町村に納めていただくことになります。
　ついては、海外へ出国する場合、次のいずれかの手続きが必要となることがありますのでご理解とご協力をお願いします。

　納税義務者に代わり納税に関する手続き（書類の受取、納税、還付金の受領など）を委任された人をいい、法人等の事業所を指定することもできます。納税管理人は出国前に本人から税額を預かっていただくなどし、新年度の住民税について6月中旬に納税管理人にお送りする納付書で納めていただくことになります。
　納税管理人は納税義務を負うものではありませんが、納付がないと納税義務者本人が滞納処分を受けてしまうことがあります。

　国内に住所を有し、徳島市からの郵便物の受領や納税が可能であれば、申請することで納税管理人となることができます。

　出国が決まりましたら速やかに徳島市役所市民税課に「納税管理人」の届け出をお願いします。

　納税管理人の選定がされない場合、納税通知書を送達することができません。送付先住所が判明しない場合は公示送達（注1）を行う場合があります。公示送達後納期限までに納付されないと督促状が発送されたり延滞金が加算されることがありますのでご注意ください。
（注1）
　公示送達とは、市役所掲示板に一定期間公示することのより書類の送達がされたものとみなされる制度です。