市施設への太陽光発電システムの導入
最終更新日:2024年10月22日
太陽光発電システムとは、太陽電池を使って光エネルギーを電力に変換するもので、発電の際に地球温暖化の原因となる二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスを発生しない環境にやさしいシステムです。また、突然の災害等により停電となった際に、施設内の電力の一部を、太陽光発電システムで発電した電力で賄うことができます。
徳島市では、省エネ・地球温暖化対策の一環として、本庁舎をはじめ、市民病院、コミュニティセンター、小学校、保育所などの公共施設に太陽光発電システムの設置を進めています。
このほか、徳島市水道局の管理する第十浄水場には、2,000キロワットのメガソーラーを設置しています。
導入している公共施設
- 本庁舎:出力100.2キロワット
- 市民病院:出力10.5キロワット
- コミュニティセンター(一宮、応神、加茂、加茂名、佐古、昭和、不動、住吉・城東、八万中央):出力合計55.346キロワット
- 小学校(福島、助任、沖洲、加茂名、八万、論田):出力合計117.5キロワット
- 保育所(城西、国府、丈六、名東):出力合計26.085キロワット
- 認定こども園(北井上、勝占):出力合計10.548キロワット
- 第十浄水場:出力合計2,000キロワット
- 上下水道局本庁舎:出力5.5キロワット
導入施設の概要
徳島市役所本庁舎(徳島市幸町)
発電出力:100.2キロワット
発電開始:平成16年2月
太陽光パネルを本庁舎南館の屋根に設置し、発電した電力は本庁舎で使用している。
市民病院(徳島市北常三島町)
発電出力:10.5キロワット
(平成19年4.7キロワット、平成21年5.8キロワットを設置。)
発電開始:平成19年11月
太陽光パネルは屋上のほか、エントランスホールの窓ガラスやひさしに設置している。発電した電力は施設内の電力に使用している。
応神コミュニティセンター(徳島市応神町)
発電出力:5.13キロワット
蓄電池:5.0キロワットアワー
発電開始:平成28年3月
太陽光パネルは倉庫の屋根に設置している。発電した電力は施設内で使用するほか、停電時の非常用電源として活用することができる。
沖洲小学校(徳島市南沖洲)
発電出力:20キロワット
蓄電池:15キロワットアワー
発電開始:平成27年12月
太陽光パネルは校舎屋上に設置している。校舎内には発電量表示モニターを設置しており、児童の環境学習にも役立てている。
城西保育所(徳島市北佐古)
発電出力:5.16キロワット
蓄電池:7.2キロワットアワー
発電開始:平成25年3月
太陽光パネルは施設の屋根に設置している。発電した電力は施設内で使用するほか、停電時の非常用電源として活用することができる。また、蓄電池を屋上に設置し、夜間の停電時にも安定的な電力供給が可能である。
上下水道局 第十浄水場(名西郡石井町)
発電出力:2,000キロワット
(平成26年250キロワット、平成27年750キロワット、平成28年500キロワット、平成30年500キロワットを設置。)
発電開始:平成26年9月
第十浄水場内にある市水道用地に大規模太陽光発電設備(メガソーラー)を設置している。発電した電力は500キロワットを自家消費し、1500キロワットを固定価格買取制度を利用して電力会社に売却、その収益を水道施設の維持管理に充てている。
上下水道局本庁舎(徳島市南前川町)
発電出力:5.5キロワット
発電開始:令和5年10月
太陽光パネルは本庁舎屋上に設置している。発電した電力は施設内で使用するほか、停電時の非常用電源として活用することができる。
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