子どもの事故予防
最終更新日:2024年7月18日
現在わが国では、不慮の事故が子どもの死亡原因の上位となっています。事故の内容は年齢によって異なりますが、周囲が気をつけることで防げるものが大部分です。発育過程の中で、いつ頃、どんな事故が起こりやすいか知っておくことは、事故の予防の上で大切です。
月齢・年齢別で見る起こりやすい事故
こども家庭庁公式ホームページ
「子どもを事故から守る!プロジェクト(外部サイト)」
「子どもを事故から守るハンドブック(外部サイト)」
0歳から6歳(小学校に入学前の未就学児)のこどもに、予期せず起こりやすい事故とその予防法、もしもの時の対処法のポイントをまとめたものです。
こどもの周囲の大人たちが、安全な製品の選択、正しい利用により、こどもの身の回りの環境を整備して、対策を立てることで、防げる事故があります。明るく楽しい子育てと、毎日の生活のために、こどもを事故から守る正しい知識を身に付けるお手伝いとなれば幸いです。
子どもの命を守るチャイルドシート
子どもの命を守るため、また、事故による被害を防止、軽減するために、自動車に同乗させるときにはチャイルドシートを必ず正しく使用しましょう。チャイルドシートを使用していないと、使用しているときに比べて、事故時に死亡又は重傷となる率が著しく高くなります。
また、チャイルドシートを使用していても取付方法や子どもの座り方が不適切な場合には、その効果が著しく低下するので、正しく使用しましょう。
医療機関で生まれた赤ちゃんが退院して自宅に初めて帰るとき(生まれて初めて車に乗るとき)からチャイルドシートを使用できるよう、出産前から準備しておきましょう。
幼児(6歳未満の子ども)を同乗させて自動車を運転するときは、疾病のためチャイルドシートを使用させることが療養上適当でないなど使用義務が免除される場合を除き、チャイルドシートを使用することが法律により、義務付けられています。
警察庁公式ホームページ「子どもを守るチャイルドシート(外部サイト)」
車の中の危険
窓を閉め切った車の中は、真夏でなくても短時間で車内温度が上昇し、子どもが脱水や熱中症を引き起こし、命を落とすこともあります。子どもが車内の装置を動かして事故になることもあります。どんなに短時間でも、決して子どもだけを残して車から離れてはいけません。
また、パワーウインドウに首や指を挟まれて重傷を負う事故が起きています。操作する前に必ず一声かけ、普段はロックしましょう。
自転車の危険
子どもを自転車の幼児用座席に乗せるときは、転倒や転落によるけがを防ぐため、自転車乗車専用のヘルメット及び座席のシートベルトを着用させましょう。
また、転倒の恐れがあるので、決して子どもだけを残して自転車から離れてはいけません。
食べ物や玩具など、ものがのどにつまった時の応急手当
乳幼児は、大人が思いもよらないものを口にします。 食べ物や玩具等がのどにつまると、窒息する危険があるため、周囲の大人が普段から乳幼児ののどに詰まりやすい大きさ(トイレットペーパーの芯程度)を知り、食べ物や玩具の取り扱いに関する注意書きをよく確認するとともに、すぐに対処できるように、応急手当について知っておくことが必要です。
注 口の中に指を入れて取り出そうとすると、異物がさらに奥へ進んでしまうことがあります。
徳島県消費者情報センターホームページ「誤飲・窒息(外部サイト)」
子どもの転落事故
転落事故は落ち始めて地面に着くまであっという間です。見守りは大切ですが、保護者が常に目を離さずにいることは難しく、仮に見ていてもすぐそばにいなければ拾い上げることは困難です。重大な事故を防ぐためには、窓・ベランダ等からの転落に対して補助錠を取り付けるなど、子どもの転落事故の特徴を知り、事前の対策を取ることが大切です。
消費者庁公式ホームページ
消費者への注意喚起
「子どもの転落事故に注意! - 落ちるまではあっという間です。事前の対策で事故防止を -(外部リンク)(外部サイト)」
お問い合わせ
各事業の詳細についてはそれぞれのリンク先の事業担当課へ
ホームページの編集についてのお問い合わせは
子ども健康課 088-656-0532 FAX 088-656-0514
子ども政策課 088-621-5244
〒770-8053 徳島県電話番号:徳島市沖浜東2丁目16番地(ふれあい健康館3階)
この情報はお役に立ちましたか?
お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。