ロタウイルスワクチン予防接種について
最終更新日:2022年4月1日
ロタウイルス感染症とは
ロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎で、乳幼児期(0~6歳ころ)にかかりやすい病気です。主な症状は、水のような下痢、吐き気、嘔吐、発熱、腹痛です。
ふつう、5歳までにほぼすべての子どもがロタウイルスに感染するといわれています。脱水症状がひどくなると入院治療が必要になることがあります。5歳までの急性胃腸炎の入院患者のうち、40~50%前後はロタウイルスが原因です。
接種期間
接種するワクチンにより接種期間が異なります。
- ロタリックス(経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン)
生後6週に至った日の翌日から生後24週に至る日の翌日まで。
- ロタテック(5価経口弱毒生ロタウイルスワクチン)
生後6週に至った日の翌日から生後32週に至る日の翌日まで。
定期接種の対象とならない人
腸重積症の既往があることが明らかな人、先天性消化管障害を有する人(その治療が完了した人を除く)、重症複合免疫不全症の所見が認められる人は、定期接種の対象外となります。
回数・接種間隔
ワクチンは2種類あり、同様の効果があります。2つのワクチンは、接種月齢・接種回数が異なります。最初に受けたワクチンと同じ種類を接種してください。
●ロタリックス(経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン)
生後6週に至った日の翌日から生後24週に至る日の翌日までの間に、27日以上の間隔をあけて2回経口
投与します。
●ロタテック(5価経口弱毒生ロタウイルスワクチン)
生後6週に至った日の翌日から生後32週に至る日の翌日までの間に、27日以上の間隔をあけて3回経口
投与します。
いずれのワクチンも、初回接種は生後2月から生後14週6日までに行います(生後6週から接種できます)。初回接種を生後15週以降に受けることはおすすめしていません。
接種料金
無料
接種場所
委託している医療機関でできます。
委託医療機関はこちら
お問い合わせ
子ども健康課
〒770-8053 徳島県徳島市沖浜東2丁目16番地(ふれあい健康館3階)
電話番号:088-656-0529・0532・0540
ファクス:088-656-0514
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