福祉避難所開設訓練を実施しました
最終更新日:2024年1月19日
令和5年度 福祉避難所開設訓練の実施について
令和5年11月10日(金曜日)、社会福祉法人 徳島県社会福祉事業団様のご協力を得て、「障害児入所施設 未来」及び「地域生活支援拠点 ふらっと KOKUFU」で、実際の施設を利用した初めての福祉避難所開設訓練を実施しました。内藤市長も参加し、訓練の展開を見守りました。
今回は、南海トラフ地震が発生し、各施設の一部を福祉避難所として開設するという想定で、施設職員の皆さんが中心となって、福祉避難所の開設準備、災害対策本部等との連絡調整、要配慮者の受入れ等の訓練を実施しました。
また、徳島大学大学院の金井純子講師に評価員としてご参加いただき、訓練の講評をいただきました。
(講評内容)
・初めてのシナリオ付与型の訓練としては非常にレベルが高く、現実味があり素晴らしかった。
・職員の役割分担が明確で、施設長による指示、情報共有が円滑にできていた。
・掲示板のスペースが不足していた。
・訓練は振り返りが重要。PDCAサイクルを回して、実効性の向上に努めてほしい。
・南海トラフ巨大地震の想定では長期停電が予想されるため、電力の確保、トイレの備えを強化しておくことが望ましい。
・職員が出勤できないことが予想されるため、少人数での訓練も計画してほしい。
など
1 目的
南海トラフ巨大地震や直下型地震等の大規模災害時に、障害者(障害児)施設の一部を福祉避難所として開設する場合を想定し、施設職員が開設準備、災害対策本部等との調整及び要配慮者の受入れ等について訓練することによって、災害対応能力の向上を図る。
2 日時
令和5年11月10日(金曜日) 午前9時30分から午前11時45分まで
3 場所
次の2施設それぞれで、同時に福祉避難所開設訓練を実施しました。
(1) 障害児入所施設 未来
(2) 地域生活支援拠点 ふらっとKOKUFU
4 参加者 約70名
(1) 社会福祉法人徳島県社会福祉事業団(施設職員、本部職員)
(2) 徳島市(健康福祉部、子ども未来部、危機管理局)
(3) 評価員(徳島大学大学院 講師 金井純子氏、徳島県社会福祉事業団 理事長 小谷敏弘氏)
(4) 見学者(国府コミュニティ協議会関係者等)
4 主な訓練内容
(1) 福祉避難所の開設検討(状況把握、運営方針決定、開設指示)
(2) 避難者の受入準備(福祉避難所の開設準備、災害対策本部等との調整等)
(3) 避難者の受入れ(要配慮者及び付添人の受入れ)
5 訓練写真
(1) 障害児入所施設 未来
福祉避難所の看板(開設準備中)
施設長が開設準備を指示
開設準備の検討
内藤市長が避難所設営を見学
内藤市長が簡易ベッドの寝心地を体験
避難者の受付
避難所へ案内
(2) 地域生活支援拠点 ふらっとKOKUFU
福祉避難所の看板(開設準備中)
事務部長が開設準備を指示
開設準備の検討
避難所のレイアウト
居住スペースの設営
避難者の受付
避難者情報の聞き取り
訓練終了式・講評(全参加者)
お問い合わせ
健康福祉政策課
〒770-8571 徳島県徳島市幸町2丁目5番地(南館2階)
電話番号:088-621-5562・5175・5563
ファクス:088-655-6560
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