徳島市文化振興施設(シビックセンター)及び徳島ガラススタジオの指定管理者の候補者の選定結果について
最終更新日:2024年11月1日
指定管理者制度の導入に伴い、徳島市文化振興施設及び徳島ガラススタジオについて、令和6年8~9月に指定管理者の候補者を公募しておりましたが、次のとおり指定管理者の候補者を選定しました。
なお、選定された候補者については、令和6年徳島市議会12月定例会において、施設の管理者としての指定議決を経た後、正式に施設の指定管理者として指定されます。ただし、議決が得られなければ、指定管理者として指定しません。
1 徳島市文化振興施設及び徳島ガラススタジオの概要
(1)徳島市文化振興施設(愛称:シビックセンター)
ア 所在地 徳島市元町1丁目24番地(アミコビル内3階、4階)
イ 開館日 昭和58年10月
平成24年4月リニューアル(ホール部分は平成24年6月供用開始)
ウ 施設規模 延床面積 2,288.51平方メートル
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造 (地下2階地上11階建)
エ 主要施設 3階 ギャラリー、市民ギャラリー、エントランスホール、事務室、ミーティング室
4階 ホール、控室、楽屋1・2室、活動室1~4室
(2) 徳島ガラススタジオ
ア 所在地 徳島市勝占町中須78番地の4
イ 開館日 平成元年5月
ウ 施設規模 敷地面積 690.89平方メートル
延床面積 327.00平方メートル
構造 鉄骨造2階建
駐車場面積 381.03平方メートル(市が県から借地)
エ 主要施設 1階 工作室、吹き場、展示フロア
2階 工作室、休憩室、倉庫
2 指定管理者の候補者に選定した団体
(1)所在地 徳島市元町一丁目24番地
(2)団体名 公益財団法人 徳島市文化振興公社
(3)代表者名 理事長 弘田 昌紀
3 指定予定期間
(1) 徳島市文化振興施設
令和7年4月1日から令和12年3月31日まで
(2) 徳島ガラススタジオ
令和7年4月1日から令和10年3月31日まで
4 申請団体名(申請受付順)
(1) 公益財団法人 徳島市文化振興公社
5 選定結果
(1) 選定理由
審査項目において、施設の設置目的に対する理解度が高く、また事業企画運営についての専門的知識や実績に加え、安定的な管理運営を行う能力を有しており、総合的にも両施設の管理運営を行うことについて適当と認められるため。
(2)選定団体の総得点及び審査項目別得点(1,000点満点)
審査項目(審査の視点) | 配点 | 得点 | ||
---|---|---|---|---|
1 安定した管理のための人的・物的経営基盤の状況 | 50 | 40 | ||
(1) 安定的に管理運営できる状況 |
・安定した経営基盤を有しているか。 ・本業務に関連する優秀な管理実績を有し、今後もその実績を生かすことができるか。 ・文化振興に関する事業において、優れた取組実績があるか。 |
50 | 40 | |
2 施設の管理運営方針及び適正な維持管理 | 400 | 300 | ||
(1) 基本方針 |
・両施設の設置目的を的確に把握しているか。 ・徳島市文化振興ビジョン(平成29年6月策定・令和5年2月修正)に掲げる基本理念や基本目標等に適合しているか。 ・施設の管理運営に対する意欲や熱意を持っているか。 |
100 | 77 | |
(2) 管理運営体制 |
・管理運営業務を確実かつ効果的に遂行できる人材・人員を配置できているか。また専門性を有した人材を配置できているか。 ・施設利用者への安心、安全の確保等、十分な対応ができる体制となっているか。 ・人材育成(職員研修など)に対する方策はあるか。 |
100 | 81 | |
(3) 危機管理等 |
・防災、非常時対応等危機管理について適切な方針は有しているか。 ・個人情報保護や情報セキュリティについてどのような対策を講じているか。 |
50 | 38 | |
(4) 適正な維持管理 |
・建物、設備等の適正な維持管理を行うための方策が提案されているか。 ・本業務の実施に際し、環境への配慮についてどのような計画があるか。 ・地元企業への業務の委託などについて考慮されているか。 |
50 | 37 | |
(5) モニタリング・ 評価 |
・モニタリングについての考え方等は適切か。 ・利用者ニーズの把握や課題抽出等の方法が提案されているか。 ・自己点検や評価の方法からフィードバックまでの効果的な仕組みはあるか。 |
100 | 67 | |
3 利用促進及び事業の実施計画 | 400 | 263 | ||
(1) 事業の実施 |
・両施設の設置目的や仕様書等に適合し、安定的なサービスの提供ができるか。 ・利用者等へのサービス向上が期待できるものか。 ・快適な空間づくりのため、施設の美化及び衛生面での取組はなされているか。 ・改善や改良のための効率的、効果的な工夫や手法があるか。 ・市との協力や連携についての考え方や提案があるか。 |
100 | 73 | |
(市民の文化・芸術の振興事業の内容について) ・両施設の運営方針や市の文化振興に掲げるビジョン等を踏まえた上で、効果的な事業提案がなされているか。 ・地域や市民に貢献できる取組はなされているか。 ・創意工夫が見られ、具体的かつ実現が可能な提案であるか。 ・文化団体等との協力や連携は考えられているか。 (自主事業について) ・両施設の設置目的に合致したものか。 ・既存事業との違いや新しい取組が見られるか。 |
150 | 104.5 | ||
(2) 利用促進 |
・利用者への幅広い周知についての考え方や方策はあるか。 ・施設のPRによる認知度の向上に対する取組はあるか。 ・日頃施設を利用しない層に対してのアプローチを考えているか。 |
150 | 85.5 | |
4 収支計画及び経費の削減 | 150 | 106 | ||
(1) 収支計画 |
・収支計画の内容は適切かつ妥当性があるか。 ・提案された事業において、十分実施できる収支計画になっているか。 ・管理費は両施設の維持管理の水準を低下させない無理のない収支計画となっているか。 ・事業費は両施設のサービスの質を低下させない適切な収支計画とされているか。 |
100 | 72 | |
(2) 経費の削減 |
・経費を節減するための具体的な取組はあるか。 ・指定管理料の提案額は、他の申請団体と比較してどうか。 ・経費の節減額は、他の申請団体と比較してどうか。 ・必要性の低い、また効率性の悪い支出計画はないか。 |
50 | 34 | |
合 計 | 満点 | 総得点 | ||
1000 点 | 709 点 |
選定委員の提案により、徳島市文化振興施設と徳島ガラススタジオでは運営体制等が異なるため、「2 施設の管理運営方針及び適切な維持管理」、「3 利用促進及び事業の実施計画」の項目については、配点を二分し採点。
(3)申請団体の総得点(1,000点満点)
申請団体:候補者
総得点 :709点
6 選定委員名(50音順、敬称略)
(1) 竹内 洋一(公認会計士)
(2) 床桜 英二(徳島文理大学総合政策学部長)
(3) 松本 賢治(徳島市教育委員会教育長)
(4) 松本 泰典(徳島市第一副市長)
(5) 三木 千佳子(徳島県邦楽協会会長)
お問い合わせ
文化スポーツ振興課
〒770-8571 徳島県徳島市幸町2丁目5番地(本館9階)
電話番号:(文化振興担当)088-621-5178・5314 (スポーツ振興担当)088-621-5318 (体育施設担当)088-621-5426
ファクス:088-624-1281
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