「消費者市民社会推進期間」について
最終更新日:2023年3月27日
徳島県では、消費者のエシカル消費及び事業者の消費者志向経営の普及及び定着を図るため、5月の第2土曜日から15日間を「消費者市民社会推進期間」に定めています。また、徳島市においても、5月は「消費者月間」として豊かな消費社会の実現のための啓発を実施しています。
エシカル消費とは?
エシカル消費とは、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のことです。
私たちのお買い物が、食品ロスの問題や地球温暖化などの環境問題、発展途上国の貧困や児童労働などの社会課題と深く関わっていることに気付き、自分には何ができるかを考えてみることが、エシカル消費の第一歩です。
私たちにできること(エシカル消費でできる応援の具体例)
人・社会への配慮
私たちの身の周りにある食品や製品の原材料の多くを生産する発展途上国には、安い賃金で働き、貧困に苦しむ人たちがいます。その中には、労働者として働き、学校に通えない子どもが多くいるのも事実です。また、障がい者が働く施設では、日用品などが製作されていますが、まだ多くの皆さんに浸透しているとはいえません。
人・社会に配慮された商品を見つけて、選んで購入することで、より多くの人が持続可能な生活を送れるようになります。
- フェアトレード(公正貿易)認証商品
- 売上金の一部が寄付につながる商品
- 障がい者支援につながる商品を選択する など
地域への配慮
遠方で生産・製造された食材や商品がインターネットを通じて、いつでもどこでも好きなだけ購入できるネットワークが私たちの生活の中に浸透しています。「簡単」、「便利」に購入できることは魅力的ですが、地元の本屋さん、電器屋さん、肉屋さんなどでお買い物をして、地元を「応援」してみませんか?
- 地産地消
- 被災地で作られたものを購入することで被災地を応援する
- 伝統工芸品を購入する など
環境への配慮
大量生産・大量消費・大量廃棄の暮らしによって、地球温暖化や海洋汚染などが発生し、生態系が破壊され、異常気象による農作物への被害などが深刻化しています。限りある資源を有効利用しましょう。
- エコ商品を選ぶ
- お買い物のときにマイバッグを使う
- 資源保護の認証がある商品やCO2(二酸化炭素)削減の工夫をしている商品を購入する
- マイボトルを利用する
- 食品ロスを減らす(まだ食べられるのに廃棄される食品のこと)
- 電球を省エネLEDに交換する
- 地域のルールに沿ったごみの分別を徹底する など
「徳島市エシカル消費自主宣言」します!
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