食事編
最終更新日:2021年4月1日
Q糖尿病予防のための食事のポイントは?
A
- 食品の種類は多く、量は八分目
- 食物繊維は多く、脂肪は控えめに
- 3食規則正しく、ゆっくりかむ
Q食事の組み合わせは?
A
糖尿病予防の基本はバランス良く組み合わせる。(主食+主菜+副菜)
主食ばかりに偏っている
主菜や副菜を組み合わせる
主食 ・・・・・ ごはん・パン・めん類
主菜 ・・・・・ 肉・魚・卵・大豆製品
副菜 ・・・・・ 野菜・きのこ類
Q果物の1日の目安量は?
A
親指と人さし指で囲める量
みかん … 中2個(200グラム)
りんご … 中2分の1個(200グラム)
バナナ … 1本(200グラム)
いちご … 中15個(250グラム)
(みかん中1個とバナナ小2分の1本の組み合わせも可)
果物は、ビタミン、ミネラル、食物繊維など体調を整える栄養素を含んでいます。
しかし、食べすぎると、血糖や中性脂肪の上昇につながります。
Qアルコール1日の適量は?
A
1日平均で純アルコール量約20グラムです。
アルコール |
適量 |
---|---|
日本酒(15度) |
1合(180ml) |
ビール( 5度) |
1缶(500ml) |
焼酎(25度) |
約2分の1合(90ml) |
ワイン(12度) |
グラス2杯(200ml) |
ウィスキー(43度) |
シングル2杯(60ml) |
- 高齢者、女性の場合は、純アルコール量で約10g)
- アルコールは、適量ならリラックス効果や血流促進などの効果もありますが、飲み過ぎは健康障害を起こします。
- 適量を心掛けましょう。
Q飲み物に含まれる「糖分」の量は?
A
下表のとおり。
飲料の種類 | 糖分 |
---|---|
コーラ飲料 | 64グラム |
スポーツ飲料 | 29グラム |
野菜ジュース | 33グラム |
濃縮還元ジュース | 54グラム |
コーヒー微糖 | 21グラム |
お茶・水 | 0グラム |
水分補給の際には、糖分やエネルギーの取りすぎにならないよう心掛けましょう。
Q間食は何をどれくらい食べてもいいの?
A
成人は1日約200キロカロリーまでにしましょう。
- 菓子類などに含まれる砂糖や脂質の量に気をつけましょう。
- 果物や乳製品を間食として上手に利用しましょう。
(1日の摂取目安量:みかんならMサイズ2個、牛乳なら200cc)
Q食事のリズムが乱れるとどうなるの?
A
肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まります。
1日3回、規則的に食事をとれば、血糖値が安定し、肥満、糖尿病などの生活習慣病のリスクは下がります。
Q野菜の1日の適量は?
A
1日に両手3杯(350から400グラム)が目安です。日本人の体格や活動量、消化・吸収などを踏まえると、1日にとりたい野菜の目標量は350グラムで、このうち120グラム以上はカロテンやカルシウムなどが、豊富に含まれる緑黄色野菜をとりましょう。
毎日の食生活で野菜をたっぷり食べることは、生活習慣病やがんの予防にも効果が期待できます。
1日にとりたい野菜の量
緑黄色野菜を両手1杯 (120から150グラム)
そのほかの野菜を両手2杯 (230から250グラム)
Q成人が1日に摂取するたんぱく質の適量は?
A
1日に手のひらに4から6つが目安です。(1つは片手の2分の1)。
たんぱく質は、生命の維持に不可欠で、食事から補給する必要があります。
魚介類、肉類、大豆製品、卵などに多く含まれています。
たんぱく質が不足すると、体全体の機能低下につながり、高齢者の場合は低栄養から体調不良にもつながります。また、とりすぎると、とりすぎた分が尿中に排出されるため腎臓に負担がかかったり、インスリン(血糖値を下げるホルモン)の働きが悪くなったりすることがあります。
Q「生活習慣病予防に野菜がよい」と言われるのはどうして?
A
野菜には、食物繊維が多く含まれています。食物繊維は、食後血糖値の上昇抑制や、インスリンの節約など糖尿病予防に効果があります。
また、満腹感を高めたり、LDLコレステロールの減少や排便を促したりする働きもあり、それらの効果を高めるためには、食物繊維を食事の前半に摂取し、ゆっくり食事をするとよいと言われています。
野菜を350から400グラム食べると食物繊維の1日の目安量がほぼ満たされます。
野菜のほか、海藻やきのこ類にも多く含まれていますので、毎食摂るようにして、生活習慣病を予防しましょう。
食物繊維を多く含む食材
お問い合わせ
健康長寿課
〒770-8571 徳島県徳島市幸町2丁目5番地(南館2階)
電話番号:088-621-5512・5517・5521・5523・5574
ファクス:088-655-6560
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