移動タンク貯蔵所の事故防止の徹底について
最終更新日:2023年12月15日
この度、徳島市管内において、高速道路を走行中の移動タンク貯蔵所が横転し、積んでいた軽油が流出する事故が発生しました。
危険物の移送中における災害については、一度発生すれば、市民の生命、身体及び財産に重大な危害を及ぼすおそれがあるほか、交通遮断による経済活動のまひ等社会生活に多大なる影響を及ぼすこととなります。
移動タンク貯蔵所による火災や流出事故の発生を未然に防止するため、移動タンク貯蔵所を所有する事業所の皆様には次の事項について徹底し、事故防止に努めていただきますようお願い致します。
1 点検・整備を確実に
危険物の移送を行う際は、移送の開始前に、車両の適切な整備、運行前の点検を確実に行うことはもちろんのこと、移動貯蔵タンクの底弁やその他の弁、マンホール、注入口のふた、消火器等を点検してください。
2 長時間の運転に対する備え
危険物の移送が長時間にわたる場合には、運転要員を2人以上確保してください。(ただし、動植物油類等の移送についてはこの限りではありません。)
3 安全な場所での休憩
移動タンク貯蔵所を休憩や故障等のため一時停止させるときは、安全な場所を選定してください。
4 災害を防止するために
移動タンクから危険物が著しく流出する等の災害が発生するおそれのある場合には、災害を防止するため応急措置を講ずるとともに、119番通報により、最寄りの消防機関に通報してください。
5 日頃からの教育
運転手による無理な運転の防止や安全運転の確保など、保安に関する社内教育を充実させましょう。
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