消防用設備等点検報告制度について

最終更新日：2016年4月1日

～防火対象物の関係者の皆様へ～

　消防用設備等は、いついかなる場合に火災が発生しても確実に作動するよう、日頃の維持管理が十分に行われることが必要です。
　このため、消防法では消防用設備等の点検及び適正な維持管理を行うことが防火対象物の関係者（所有者、管理者又は占有者）に義務づけられています。

点検の実施者について
防火対象物	点検実施者
特定防火対象物で延べ面積が1,000平方メートル以上のもの	消防設備士消防設備点検資格者
特定用途部分が3階以上の階又は地下にある場合で、地上に直通する屋内階段が1つの防火対象物	消防設備士消防設備点検資格者
上記以外の防火対象物に設置されている消防用設備等の点検	防火対象物関係者消防設備士消防設備点検資格者

点検の種類と内容について
点検の種類	点検期間	点検内容
機器点検	6カ月ごと	自家発電設備又は動力ポンプが正常に作動するか確認します。機器の正常な配置、損傷等の有無等を確認します。機器の機能について外観又は簡単な操作によって確認します。
総合点検	1年ごと	機器の全部又は一部を作動させ、総合的な機能を設備に応じ確認します。

点検の報告期間について
防火対象物	報告期間
特定用途防火対象物（飲食店、百貨店、旅館、ホテル、病院等）	1年に1回
非特定用途防火対象物（共同住宅、学校、工場、倉庫、事務所等）	3年に1回