運営方針について

　徳島市立図書館は、平成24年4月1日に徳島駅前アミコビルへ移転しましたが、図書館がリニューアルされたことを機に、図書館を取り巻く環境の変化に対応し、市民に親しまれる図書館となるよう重点的に取り組む運営方針を新たに策定しました。
　これらの運営方針に沿ったサービスを積極的に展開することで、図書館及びそのサービスが、様々な場面で活用され、市民生活に浸透していくことを目指しています。

　徳島市立図書館は、学校及び家庭教育支援、子育て支援などに積極的に取り組み、子どもたちが読書習慣を身につけ、素晴らしい本と出会えるよう支援を行うことにより、市の将来を支える子どもたちの心豊かな成長や、優れた知性や感性の育成に貢献することを目指します。

• 求められている資料・情報を発達段階に応じて適切に提供する。
• 子どもの読書活動推進のための取り組み・イベントの実施。
• 図書館事業や読書活動を通じた親子又は保護者同士、子ども同士の交流促進。

　徳島市立図書館は、市民が豊かで文化的な生活を営むために活用される拠点としての定着を図り、地域のにぎわいを創出することによって、地域への貢献を目指します。
　また、市民が集い交流することにより、市民と市民を繋げてその絆が強まるとともに、市民間で郷土愛が自然に浸透することにより、地域社会の再生を目指します。

• 地域活性化に繋がる資料・情報の収集・提供や調べ物（課題解決）支援。
• 市民の参画による図書館づくり及び市民の活動を支援する取組の推進。
• 地域の歴史や文化等の情報発信。

　徳島市立図書館は、市民が必要とする情報を的確に把握しその収集に努め、提供するとともに、外部施設・機関等と積極的に連携し、市民と外部施設・機関等を繋げる役割を果たすことにより、多様化・専門化する市民の探究心に応えるとともに、学習や調査研究等に役立ち活用されることを目指します。

• 様々な文化や価値観を知ることのできる多様な資料・情報の収集、提供。
• 図書館からの情報発信及び市民と必要な資料・情報を繋ぐ取組の推進。
• 連携する外部施設・機関等の拡大や連携・協力による効果的な事業の推進。