令和5年度イベント報告(29)「消防士さんのお仕事体験」
最終更新日:2023年9月7日
イベント内容
令和5年7月30日(日曜)、徳島市消防局にて「消防士さんのお仕事体験」を開催しました。
最初に、配属部署で制服、勤務時間の違いなどのお話を聞き、消防車両の種類や特徴などを実際に見学しながら説明していただきました。普段聞けないお仕事のお話や普段は見たり触ったりできない車両を目の前にして、子どもたちは興奮を隠しきれない様子でした。
東消防署の訓練見学では、放水、救助(降下)、救急訓練を見学しました。本番さながらの訓練は息を呑むほどの迫力!!子どもたち、保護者の皆さんも終始熱い眼差しを向けていました。日頃の入念な訓練があるからこそ、いざという時に迷わず動ける事を目の当たりにした貴重な時間でした。
その後、子どもたちは放水体験と、署員さんとの防火衣の早着替え対決をしました。署員の皆さんも参加者の皆さんも一体となって応援していて、とても楽しい時間になりました。
庁舎に戻り、仮眠室や指令センターなどを見学しました。徳島市で119番にかけられた電話が全て徳島市消防局の指令センターに繋がることや、市内が一望できるカメラを使って現場を特定することなど、1秒でも速く現場に着く工夫がされているそうです。
見学の最中に緊急要請が掛かってきた時には、みんなの顔に少し緊張が走りました。今回はかけ間違いとの事でしたが「119番に電話をする事があれば、まずは落ち着く事が大切です」と職員さんから説明を受けると、みんな真剣な面持ちで「はい」と答えていました。
最後は、図書館の本を使って調べもの学習をしました。消防に関する仕事と車両について、各自1問ずつ本を使って調べてもらいました。みんなが調べた結果を1つにまとめると、仕事・車両についてのオリジナルカードが完成しました。
参加した子どもたちからは「消防署の中のいろいろな所をみせてもらったりしておもしろかった」「放水体験は思った以上におもしろかった」「いつも、こんなに救急車が出たりするんだなと、思った」という感想をいただきました。
徳島市消防局の皆さま、参加していただいた皆さま、ありがとうございました。
イベントの様子
予防係は午前8時30分から午後5時、警防隊・救助隊・救急隊は午前8時30分から翌日午前8時30分まで働いているよ。24時間体制で私たちの生活を守ってくれているんだね!
一番の働き者のポンプ車!!消火栓から水を汲んで放水するよ。
国内最長の54mのはしご車!! はしごは建物の18階まで届く長さなんだよ!!!!
5トンの力で引っ張る事ができる救助工作車。救助で実際に使う道具「カッター」「スプレッダー」 持ち上げたいけど…うーん!!!!重いー!!!!
救急車の天井は人が立って作業ができるぐらい高く作られていて、AED、心電図、車の揺れを軽減するベッドなど、人を安全に運ぶ工夫がされているよ。
「放水訓練」 無線を使い仲間と連絡を取りながら消火活動をしていくよ!! 放水する人、水の量を確認する人、協力して消火完了!!
「救助訓練」 酸素がない事を想定して、空気ボンベを背負って高い場所から負傷した人を助けに行くよ。 レスキュー技能の向上のため、タイムを競う大会もあるんだって。
「救急訓練」 どこが痛いのかを知るために、声をかけながら全身をさわって確認していくよ。 ケガをしていたら同時に応急処置もするよ。迅速に安全に患者さんを病院まで運ぶよ!
「放水体験」 水圧に負けずに火が消せるかな!?
防火衣に誰が一番早く着替えられるか競争だぁ!!みんな頑張れ!!
最後は本を使って、調べてみよう!!
お問い合わせ
はこらいふ図書館(徳島市立図書館)
〒770-0834 徳島県徳島市元町1丁目24番地
電話番号:088-654-4421(代表)・088-602-8833(移動図書館)
ファクス:088-654-4423
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