令和5年度イベント報告（76）「第31回貴重図書特別展示」

　現在、第31回貴重図書特別展示「阿淡産志（あたんさんし）」として、紅白にちなんだ図譜や解説を展示しています。
　今回は令和6年最初の展示ということから、縁起物によく用いられる「紅白」をテーマに取り上げました。
　“紅”や“白”の花を花草類の巻十四と巻十五から、その体躯に“紅白”の色をのせた魚を巻二十七海魚類から紹介しています。古くから日本では観賞用として親しまれてきた目にあでやかな「蜀葵（しよくき）＝タチアオイ」や、美馬郡祖谷山に自生していると記されている白い「麝香百合（じやこうひやくがう）＝テッポウユリ」など、全10種を展示しています。
　江戸時代の徳島で見られた紅白の草花・魚類をこの機会にご覧ください。

　期間：令和6年1月3日（水曜）から令和6年4月1日（月曜）まで
　場所：アミコビル6階 図書館展示ケース内
　時間：午前9時から午後9時まで
　休館日：第1火曜日、長期図書整理期間（令和6年2月9日（金曜）から令和6年2月18日（日曜））
　
　徳島市電子図書館（https://web.d-library.jp/tokushima/） （外部サイト）でも「阿淡産志」を読むことができます。（地域資料→ログイン不要からご利用いただけます。）