令和5年度イベント報告（65）「知って安心。遺言と相続」

　令和5年12月9日（土曜）に、徳島地方法務局から講師をお招きし、「知って安心。遺言と相続―相続登記の義務化に備えて―」を開催しました。昨年度ご好評をいただき、第2回目の開催となりました。
　令和6年4月1日からはじまる相続登記の義務化に備えて、「相続登記」と「自筆証書遺言書保管制度」について、2部構成で詳しく解説していただきました。
　第1部では、相続登記の義務化によって、今までの手続きとどのような違いがあるのかについてわかりやすく教えていただきました。質問タイムでは、相続人が申請義務を簡単に履行できるよう、新たに設けられる相続人申告登記についての質問がたくさんあがっていました。
　第2部では、法務局が実施している自筆証書遺言書保管制度について解説していただきました。制度を利用する場合の遺言書の書き方や申請手続きの流れについて、明快に教えていただきました。自宅で遺言書を保管する場合は紛失の恐れがありますが、この制度を利用すれば法務局で保管や相続人等への通知をしてもらえるので安心ですね。
　参加者の皆さまからは、「資料がわかりやすく、お話もよく理解出来ました」「法務局の現役担当者からのお話は明確な内容で、とても良かったです。」などのお声をいただきました。
　また、イベントと連動して関連本の展示もさせていただきました。展示コーナーでは、法務局発行の冊子をはじめ、関連するパンフレットなども一緒に配布いたしました。（現在展示は終了しています）
　徳島市立図書館では、相続に関する書籍を多数所蔵しておりますので、ぜひ参考にお立ち寄りください。
　講師の皆さま、ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。