「リノベーションまちづくり講演会@とくしま」開催報告

更新日:2021年9月9日

前回の講演会で、家守会社としての実践事例をお話いただいた小友康広氏を再び講師に迎え、今年度開催予定の「家守塾」に先駆けた事前講演会を開催しました。
自身がたずさわる家守会社の取組を、経緯も含めて詳細にお話くださり、参加者のみなさんにも具体的に家守をイメージしていただけたようです。
「まちを変えていくのは、まちの魅力を高めようとする人。まずは考えてみるより先に動いてみませんか。」と、参加者のみなさんへ向けてメッセージをいただきました。

講演内容

  • 人口減少の局面でも、「豊か」で「幸せ」な生活を実現する環境適応のための変革が必要。それが、リノベーションまちづくり。

  • リノベーションまちづくりとは「まちのコンテンツづくり」である。そして、最大のコンテンツは人

  • 特定のエリア(半径200メートル・徒歩5分圏内)の遊休不動産を活用し、統一ビジョンを掲げ、共感し集まる&働く人を増やす。

  • まちが空き家だらけのスポンジ状になると魅力が下がっていく。集中的に穴を埋めた特定のエリアができることにより、まちの見え方が変わる。

  • ビジョンや実行は民間が、障壁撤廃は行政が進める公民連携の姿勢が大切。

  • 自分と違った能力を持った人と組むことで、できることが広がる。自分一人では続かないこともチームだと続けていける。

参加者数

43人(会場は21人、オンライン視聴は22人)

参加者の声

  • 小友さんが事業を展開していった経緯や結果がわかりやすく、かつ他地域でも実践可能であるという見方もあり、徳島で自分が活動していく展望が見えた。

  • 本業がメインで、まちづくりの活動が本業に繋がっていくのが魅力的だと思った。

  • なにかの活動をするうえで、他者からの呼びかけは発生するわけだが、それら一つ一つの呼びかけをポジティブに解釈し、自身にできるオリジナルのフックをかけ最終的にプランにするという流れがステキだった。

  • 理想だけでなく、具体的な手法や経営、金額的なことも話していただいたので、徳島でもできるイメージが湧いた。

  • 投資規模が大きくないことに発見があった。不動産事業となると資産が必要なイメージがあったが、メインは「マッチング事業」であるということ。

  • 自分がやりたい夢が叶うと思ってめちゃくちゃワクワクした!一人ではできないことも仲間を集めて行動していきたい。

都市建設政策課

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