地域振興施設(道の駅）整備事業について

更新日：2016年4月1日

1　事業の目的

　市郊外に、大型観光バスが駐車でき、休憩や土産物の購入、市中心部の観光情報が入手できる施設がないため、観光バス・自家用車等により訪れる観光客にとって不便な状況であります。
　このため、市内中心部への中継点として、駐車場・トイレが24時間利用可能な「休憩機能」と観光情報の提供、物産の販売等が可能な「地域振興機能」が一体となった施設の整備を行うことにより、地域活性化や利用者への情報発信力の強化を図り、市中心部への観光客の増加を目指すものです。

2　整備基本計画

　国府地区は本市の西の玄関口に位置し、阿波史跡公園や四国八十八カ所の札所をはじめとする寺社群等の歴史的資源、伝統芸能であるしじら織や、ブロッコリーやほうれんそう等の農作物など、豊富な資源や特産物が存在し、お遍路さんを中心とした多くの観光客が訪れている地域であり、将来的には徳島西環状道路・徳島南環状道路が開通することにより、大幅な交通量の増加や観光客の増加が見込まれる地域でもあります。
　このため、増加が予想されるドライバーの安全性確保のための「休憩機能」、周辺道路や豊富な観光資源等を発信する「情報発信機能」、そして、「道の駅」をきっかけに来訪者と地域、あるいは地域と地域が連携し活力ある地域づくりを行うための「地域連携機能」、災害時における避難場所や支援物資の拠点となる「防災機能」などを併せ持つ「道の駅」の整備を行います。