第7回「遠藤市長とくるま座トーク」(2026年8月4日)

更新日:2026年9月1日

 今回は、徳島県立城西高等学校「阿波おどり部」の皆さんと、「高校生が考える、未来へつなぐ阿波おどりと徳島の魅力発信」をテーマに、阿波おどりの魅力や将来の活動、徳島の魅力発信などについて、活発な意見交換を行いました。

開催概要

日時     令和8年8月4日(火曜) 10:00~11:00

場所     徳島県立城西高等学校

参加団体   城西高校阿波おどり部の皆さん

テーマ    高校生が考える、未来へつなぐ阿波おどりと徳島の魅力発信

意見交換概要

城西高校阿波おどり部について

 城西高校阿波おどり部は現在13人で活動しており、今年度は1年生7人が入部したことで、さらに活気が増している。
 部員からは、阿波おどりを始めたきっかけについて、「先輩の人柄や踊っている姿に魅力を感じた」「小学生のときに阿波おどりを経験しており、鳴り物に挑戦してみたかった」「家族と毎年阿波おどりを見に行く中で、女踊りに憧れた」など、それぞれの出会いや経験がきっかけとなったことが紹介された。

徳島市と一緒に取り組みたいこと

(生徒) 

 市の施設などとも連携しながら、阿波おどりの魅力を生かした活動や市民参加型の事業について、徳島市と一緒に取り組めることはないか。

(市長)

 
 高校生が一生懸命阿波おどりに取り組む姿には、大きな魅力がある。特に、高校生が踊っているというだけで、高齢者をはじめ多くの人に喜んでもらえることから、まずは「城西高校の阿波おどり部はすごい」と思ってもらえるよう、踊りの技術を高めることが大切だと思う。
 また、徳島市が主催するイベントだけでなく、民間が開催するさまざまなイベントにも積極的に参加し、自分たちから活動の場を広げていくことも一つの方法ではないか。

阿波おどりを披露する機会を増やしたい

(生徒)

 大阪・関西万博のような大規模な舞台や、地域の人や観光客に向けた小規模なイベントなど、阿波おどりを披露する機会を増やし、徳島市の職員と一緒に新たな舞台をつくっていきたい。

(市長)

 大阪・関西万博では、徳島市の阿波おどりと安芸高田市の神楽がコラボレーションする舞台が実現した。城西高校阿波おどり部の皆さんにも、さまざまな舞台で「出演していきたいと思ってもらえるよう、これからも頑張ってほしい。徳島市としても皆さんに出演していただける機会を考えていきたい。

(生徒)

 観客も一緒に輪になって踊れるような、交流型の舞台を増やしたい。

(市長)

 高齢者施設やデイサービスなどで阿波おどりを披露するのはどうか。若い高校生が踊る姿は、高齢者にとって大きな喜びになる。身近な地域で人と触れ合いながら、阿波おどりの魅力を届けることにもつながると思う。

(生徒)

 すでにグループホームやデイサービスなどで阿波おどりを披露しており、利用者から喜んでもらえている。

(市長)

 こうした活動を続けていくことで、全国大会や学会、学校関係の大会など、徳島市で開催されるさまざまなイベントにも出演する機会が増えていく思う。

阿波おどりと徳島の魅力を国内外へ発信

(生徒)

 阿波おどりを国内外に広め、徳島の魅力を発信していくために、市が注目している事業やアイデアには何かありますか。

(市長)

 これまで、海外のインフルエンサーを徳島に招き、阿波おどりを発信してもらう取り組みなどを行ってきた。また、全国放送によるテレビ中継は、阿波おどりの魅力を広く知ってもらううえで大きな効果がある。
 一方で、阿波おどりが有名になっている地域が全国に増えている中、「阿波おどり=徳島」という認識が十分に広がっていない現状もある。特に若い世代の中には、「阿波」が徳島を指すことを知らない人もいるため、阿波おどりと徳島を結びつけて知ってもらうことが重要だと思う。
 SNSなどを活用し、高校生自身が阿波おどりや徳島の魅力を積極的に発信してほしい。

阿波藍と阿波おどりのコラボレーション

(生徒) 

 農業学科で植物活用について学んでいる経験を生かし、阿波藍や草花などと阿波おどりを組み合わせたコラボレーション事業を、徳島市と一緒に実施したい。

(市長)

 徳島を代表する「阿波藍」と阿波おどりを組み合わせた取り組みは、十分可能性がある。徳島の特産品である藍染めやしじら織、木工製品などと阿波おどりを組み合わせたファッションショーを予定している。藍染めの衣装などを通して、徳島の伝統文化を一緒に発信できるのではないか。
 また、徳島市役所で開催していた「藍の日展」では、城西高校の阿波藍専攻班が制作した藍染めの小物を展示したところ、市民から好評だった。
 高校生ならではの柔軟な発想で、新たなコラボレーションのアイデアを市に提案してほしい。

阿波おどり部の仲間を増やすために

(生徒)

 阿波おどり部は部員数が少なく、練習時間や活動費が不足していることが課題となっている。特に、鳴り物の楽器が古くなっているものの、予算の関係で新しい楽器を購入することが難しい。また、近隣住民への配慮から、音を出して練習できる時間が限られている。
 今後も地域の伝統文化である阿波おどりを受け継いでいくため、活動しやすい環境を整えていきたい。

(市長)

 鳴り物を使わない踊りの練習は、工夫しながら行うことができるのではないか。市の支援制度についても確認し、利用できる制度があれば情報提供する。
 また、クラウドファンディングなど、さまざまな工夫をしながら活動を続けてほしい。

(市長)

 阿波おどりとの出会いには、「人との出会い」や「何かのきっかけ」が大きく関わっている。今度は皆さんが踊る姿を多くの人に見てもらい、新たな仲間を増やしてほしい。
 また、人数が少なくても、一人一人が高い技術を身につけ、人を引きつける踊りを披露することも、阿波おどりの魅力の一つである。個人の技術を磨くことと、仲間を増やすことの両方に取り組んでほしい。

市長まとめ

 皆さんが一生懸命練習していることが、今日の踊りからも伝わってきました。本当に素晴らしい踊りでした。
 阿波おどりには、人を引きつけ、笑顔にする力があります。皆さん自身が阿波おどりを楽しみながら、技術を磨き、仲間を増やし、さまざまな場所で踊ることで、多くの人に阿波おどりと徳島の魅力を伝えていってほしいと思います。
 また、阿波藍など徳島の伝統文化とのコラボレーションや、SNSを活用した情報発信など、高校生ならではの柔軟な発想にも大いに期待しています。
 「城西高校の阿波おどり部はすごい」と多くの人に知ってもらえるよう、これからも頑張ってください。徳島市としても、皆さんが活躍できる機会を一緒につくっていきたいと思います。

徳島市公式noteはこちらからご確認ください

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