≪火災多発!≫リチウムイオン電池の出し方に注意

更新日:2024年7月1日

リチウムイオン電池が原因の火災が多発しています!

令和6年5月、プラマークのリサイクル施設において、新たに火災が2件発生しました!!

徳島市の家庭から排出されるプラマークの中に、モバイルバッテリーや小型充電式電池(リチウムイオン電池など)を内蔵した電子機器が排出されており、リサイクルの過程で火災トラブルが多発しています。

リチウムイオン電池内臓の電子機器
 ・ モバイルバッテリー
 ・ 加熱式たばこ
 ・ 携帯ゲーム機
 ・ デジタルカメラ
 ・ 電動歯ブラシ  など

出火の原因

 徳島市では、家庭から収集したプラマークをベール化(運搬しやすいように圧縮)し、リサイクル施設へ輸送しています。
 リサイクル施設では、ベール化したプラマークを解体し、リサイクルを行っていますが、 解体の工程で小型充電式電池などが発火し、周辺のプラスチックに引火してしまう事故が多発しています。


リサイクル工場が焼けた事例

 充電式電池は、乾電池等より選別が難しく、誤ってプラマークの日に出してしまうと、取り除く事が極めて困難です。
 また、一度発火してしまうと、消火作業に手間と時間がかかる上、左の図のとおり、施設の全焼や命の危険の恐れも大いにあり、今後のリサイクル事業に極めて大きな影響を与えます。

令和6年度の火災事故

リサイクル施設での火災内容
火災発生日時 火災発生場所 原 因 物 リサイクル事業が停止した時間
令和6年5月28日

日鉄リサイクル株式会社
(大分県大分市)

モバイルバッテリー 3時間
令和6年5月17日

日鉄リサイクル株式会社
(大分県大分市)

小型充電式電池

2.2時間

 
 
 

皆様のご協力もあり、令和2年度の11件をピークに、令和3年度以降は年間0~2件と大幅に減少しています。
しかし、1件でも火災が発生すると、リサイクル事業に極めて大きな悪影響を及ぼします。
火災発生を0件とするために、引き続き分別のご協力をお願いします。

適切な方法で捨ててください

乾電池や小型充電式電池の紹介、ごみとしての出し方を掲載しています。

令和3年2月15日より、モバイルバッテリーと加熱式たばこは市内の乾電池の回収ボックスで回収できるようになりました。

小型充電式電池は、左のマークを参考にしてください。 

動画で紹介

出典:公益財団法人 日本容器包装リサイクル協会
    NPO法人 持続可能な社会をつくる元気ネット
(注意)YouTubeの広告表示が出る場合がありますので、ご了承ください。


出典元:日本容器包装リサイクル協会

関連リンク集

公益財団法人日本容器包装リサイクル協会のホームページです。
消費者向けにリチウムイオン電池の火災について掲載しています。

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