更新日:2016年4月1日
「緑のカーテン栽培講座」を平成23年4月28日に開催し、多くの市民の皆様に御参加いただきました。
この講座では、財団法人自然農法国際開発センター四国地区普及所 所長 榊原 健太朗氏を講師に招き、「環境配慮した緑のカーテンづくり」として「生ごみ堆肥による土づくり」や「有機栽培による緑のカーテンの育て方」について実演を交えながら説明していただきました。
栽培講座では、「環境に配慮した緑のカーテンづくり」として、EMぼかしと密閉容器を使用した生ごみ堆肥の作り方、その堆肥を利用した土づくりについて詳しく説明していただきました。生ごみ堆肥を使ってつくった土で育てた植物は、生育がとても良くなります。
また、生ごみを堆肥化することで、家庭からでるごみの量を削減することができます。
生ごみ堆肥を使った土づくりを行ってみませんか?
生ごみの堆肥化については、
密閉式(EM)生ごみ処理容器パンフレット「緑を育てよう」(PDF形式:818KB)(市民環境政策課)をご覧ください。
※注 ただし、生ごみ堆肥を利用してつくった土は、生ごみ堆肥が土になるまで、夏場は約1ヶ月、冬場は約3ヶ月かかりますので、堆肥を入れた土にすぐに苗を植えつけると苗が傷みます。
生ごみ堆肥を用いた土は、栄養が豊富で植物の生育がとても良くなります。しかし、生ごみ堆肥が土に変わるまで、1ヶ月以上かかりますので、苗の植え付けを行う1ヶ月以上前からの土づくりが必要となります。
そこで、すぐに苗を植えることができる有機による土づくりについても、「栽培講座」の中で教えていただきました。
1.プランターの底に、鉢底石として赤玉土(大粒)をプランターの容量の1割程度を敷きつめる。
2.赤玉土(小粒)をプランターの半分量程度、バーミキュライトをプランターの半分量程度、堆肥をプランターの1~2割程度を適度に混ぜ合わせる。
3.混ぜた土をプランターに入れる。
4.バケツなどに水をはり、ゴーヤの苗をポットごとつける。水の中につけて、土からプクプクと泡が出だしたら、水からポットあげる。
(ポットの土が乾いてしまっていると、ジョウロで水遣りをしても、なかなか水を吸い込まない。)
5.植え付けを行う位置に苗を、2時間ぐらい置いておく。
2時間ぐらいすると、
(1) 根から吸った水が葉の先端までいきわたる。
(2) 混ぜ合わせた土が落ち着いてくる。
6.植え付けを行う位置に、穴を掘って完熟堆肥を両手1杯分ぐらい入れ、まわりの土と混ぜる。〔鞍つき〕
その場所に、苗を植えつける。
苗の底面が植える土の面と平行になるように植える。
7.有機肥料(EMボカシ肥料、油かすなど)をプランターの両端に置く。
その上に、腐葉土をかける。
(有機肥料が乾くのを防ぐ。)
環境保全課
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