更新日:2023年4月1日
特定健診を受けていただきありがとうございました
徳島市国民健康保険加入者の受診対象者33,205人のうち、
11,809人(35.6パーセント)が受診しました(令和3年度)
内臓脂肪型肥満の判定となる腹囲が基準値以上の人は、男性57.8%、女性18.7%が該当しています。どの年代においても、男性は約2人に1人、女性は約5人に1人が肥満という結果となっています。
各検査項目において、基準値より高かった割合の中でも、血圧、HbA1c(糖尿の検査)、LDLコレステロールについては特に高く、ほぼ2人に1人が該当しています。
検査項目 | 基準値 |
---|---|
腹囲 | 男性85センチメートル未満 女性90センチメートル未満 |
中性脂肪 | 149ミリグラム毎デシリットル以下 |
HDLコレステロール | 40ミリグラム毎デシリットル以上 |
LDLコレステロール | 119ミリグラム毎デシリットル以下 |
収縮期血圧 | 129ミリメートルHg以下 |
拡張期血圧 | 80ミリメートルHg以下 |
血糖値 | 空腹時血糖が99ミリグラム毎デシリットル以下 または随時血糖が139ミリグラム毎デシリットル以下 |
ヘモグロビンエーワンシー | 5.5パーセント(NGSP値)以下 |
尿酸値 | 7.0ミリグラム毎デシリットル以下 |
各年代別のHbA1cが基準値より高い割合
各年代別の収縮期血圧が高い割合
各年代別のLDLコレステロールが高い割合
糖尿病の指標になるHbA1c、血圧の数値で要指導・要治療になる割合は、加齢とともに増加する傾向があります。また、動脈硬化の大きな原因となるLDLコレステロールの割合は、男性ではどの年代も高い傾向にありますが、女性では50代から急激に増加しており、これはホルモンバランスによる変化等が一因として考えられます。
若いときから健診を受けて、自分自身の健康状態を知りましょう。
すべての検査項目において、初めて健診を受診した人の方が、継続受診した人より要指導になる割合が高いことがわかります。
年に一度は健診を受けて、自分自身の健康状態を確認し、生活習慣を振り返えるとともに、病気の発症や重症化を予防しましょう。
健康長寿課 特定保健指導担当
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