更新日:2017年10月4日
幽霊は美しいでしょうか、醜いでしょうか。幽霊というと、みなさんはどんな姿を想像するでしょう。円山応挙の描く色白の美女でしょうか、それとも「お岩さん」のような姿でしょうか。幽霊と美醜の問題は、幽霊像を構築する上で重要なテーマとして存在してきました。それはすなわち、この世のものではない霊魂をいかに描くか、報われない思いをいかに描きこむか、といった問題と大きく関わっているからです。本展覧会では、歌舞伎台本・番付や浮世絵、草双紙、肉筆幽霊画など様々な幽霊をめぐる資料を取り上げながら、幽霊の「美」「醜」を切り口として、近世以降の日本の幽霊観を読み解いてみたいと思います。
平成29年10月21日(土曜)から11月19日(日曜)
徳島城博物館 展示室
入館料 一般500円
ご利用案内をご覧ください。
特別展開催時は、入館料に変更がございます。ご注意ください。
徳島市立徳島城博物館
〒770-0851 徳島県徳島市徳島町城内1番地の8
電話:088-656-2525
ファクス:088-656-2466