更新日:2019年3月3日
春の訪れとともに、3月3日の上巳の節句には雛人形を各家で飾り、華やかな雛祭りが行われます。節句行事として私たちに身近な年中行事となった雛祭り。そして家ごとに大切に守り伝えられてきた雛と雛道具の数々。こうした優美で心なごむ雛祭りと、雛人形の世界を紹介する本企画展。徳島城博物館に春を告げる恒例の企画展として19回目を迎えます。
今年度も「立雛」から「享保雛」「有職雛」「次郎左衛門雛」「古今雛」などが顔を揃えます。
さまざまな様式の変遷を通して雛人形の歴史を振り返るとともに、蜂須賀家伝来の「天児(あまがつ)」や、懐かしき「御殿飾り」「段飾り」なども展示いたします。
さらに今年は源氏物語の名場面を描いた雅やかな「源氏絵」や、和歌の世界で尊崇された歌人たちの肖像である「歌仙絵」などもお楽しみいただきます。
博物館に寄贈された実際の「束帯」と「女房装束(十二単)」もあわせてご鑑賞いただきながら、現在にいたるまで守り伝えられ受け継がれてきた、雅やかな生活文化の一端に触れていただきたいと思います。
うららかな春の一日、心なごむ日本の人形文化の世界をお楽しみください。
平成31年2月23日(土曜)から4月7日(日曜)
平成31年2月23日(土曜)、3月3日(日曜)
それぞれ午後1時30分から2時30分
天皇陛下御在位三十年記念慶祝事業の一環として、記念式典挙行当日の2月24日(日曜日)は常設展及び開催中の企画展「ひな人形の世界」の無料公開を行います。
[日時]2月24日(日曜) 午後1時から午後4時
[内容]ひな人形の装束(十二単、直衣など)の着装体験
[対象]小学生以上
[定員]70人(事前申込みが必要です)
[日時]2月24日(日曜) 午後1時30分から午後4時
[内容]「歴史資料としての『阿波志』」、「漢文撰述地方誌としての『阿波志』」
[定員]80人(申込みは必要ありません)
[日時]3月17日(日曜) 午前10時から正午
[内容]徳島城跡と庭園の見学、抹茶と殿様かすていら、ミニ講演
[定員]約30人
[参加費]700円
[日時]3月3日(日曜) 午前10時から午後3時
[日時]3月24日(日曜) 午前10時から午後3時
[日時]3月28日(木曜)から3月31日(日曜)
ご利用案内をご覧ください
徳島市立徳島城博物館
〒770-0851 徳島県徳島市徳島町城内1番地の8
電話:088-656-2525
ファクス:088-656-2466