更新日:2019年7月20日
十二冊
縦26.7 cm 横18.7 cm
江戸時代
文化12年(1815)
徳島県指定有形文化財(書跡)
蜂須賀家旧蔵
徳島藩の儒者佐野山陰(さんいん)(之憲)が編さんした全12冊の藩撰地誌。
徳島藩では、寛政5年(1793)頃から全ての村に命じて情報を提出させ、地誌を文化12年(1815)に完成させた。各巻の構成は、第1巻が概説、第2巻が徳島城下、第2~12巻までは各10郡の地誌となる。なお、「阿波志」の写本は数種類あるが、本書には「蜂須賀文庫」の朱印があり、蜂須賀家旧蔵品であることがわかる。
『徳島のたから』,2018
徳島市立徳島城博物館
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