蜂須賀至鎮像(はちすか よししげ がぞう)

更新日:2020年3月18日

蜂須賀至鎮像(はちすか よししげ がぞう)

一幅
絹本著色
森寛斎 筆
縦93.4 cm 横44.6 cm
明治時代
   

 至鎮(よししげ)(1586~1620)は家政(いえまさ)の嫡子で、天正14年徳島に生まれた。幼名千代丸、初名豊雄、豊勝、忠告、至鎮と名乗った。8才より秀吉に仕え、文禄3年(1594)9才で従五位下・長門守に叙任された。
 衣冠姿で中啓を手にした至鎮像。束帯姿で描かれることの多かった徳島藩主のなかでは例外的な存在である。明治時代に京都画壇の中心的存在であった森寛斎(かんさい)筆。
 
 
『開館10周年記念特別展「決戦関ケ原 ―武将たちの闘い―」』,2002,p.43.76(一部)

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