大雨災害から命を守るために

更新日:2024年8月29日

 これから大雨や台風のシーズンを迎え、浸水被害や土砂災害などが発生する危険性が高まります。災害から命を守るためには、日頃から防災について考え、しっかりと備えておくことが重要です。

御自身で行う災害への備え

 被害を未然に防いだり、軽減させるため、日頃からの備えや風水害が予測される時の行動、簡単な土嚢(土のう)のつくり方等を知り、備えてください。

台風接近時などの行動計画「マイ・タイムライン」を作ろう

 「マイ・タイムライン」とは、風水害の発生にそなえて一人ひとりの家族構成や生活環境に合わせあらかじめ作成する自分自身の避難計画のことです。
 台風は事前に進路や規模が予想できることから、接近時の行動計画「マイ・タイムライン」を作成しておくことで、適切な避難行動につなげることができます。
 自分自身や家族が安全に避難するために、今からできる備えをしておきましょう。

ステップ1  災害リスクを知ろう

 近年、豪雨による浸水災害が全国で多発しています。
 徳島市では、大雨時(24時間雨量が254mm)を想定した洪水・高潮ハザードマップを作成しています。
 同マップには、浸水区域・浸水深のほか、土砂災害の警戒区域、避難所、避難行動などを掲載しています。自分が住んでいる地域の災害リスクを確認し、ご自身や家族がとるべき行動を考えておきましょう。

ステップ2  警戒レベルに応じた避難行動を確認しよう

 テレビやラジオ、インターネットなど、災害時の情報の入手方法をあらかじめ決めておきましょう。
 大雨時の防災・避難情報には、5段階の警戒レベルがあります。このたび、警戒レベルについて、情報の違いや対象者を分かりやすくするため、国により、運用が変更されました。
 レベル3は、避難の対象がより明確になるよう「避難準備・高齢者等避難開始」から「高齢者等避難」に変更され、レベル4は「避難勧告」を廃止し「避難指示」に一本化。また、レベル5は、「災害発生情報」から「緊急安全確保」に変更され、直ちに安全な場所への避難を呼びかけます。

ステップ3  具体的な行動を書き出しましょう

雨の降り始めから、避難するまでの行動を考えましょう。
 ●非常時持ち出し品の確認
 ●車のガソリンを補充
 ●携帯電話の充電
 ●水位をインターネットで確認
 ●近所への声掛け
 ●避難開始
 ●家族の安否確認 など

ステップ4  マイ・タイムラインを完成させよう

 ステップ1~3で、調べたり考えたりしたことをマイ・タイムラインに整理してまとめましょう。
 様式は国土交通省ホームページ「マイ・タイムライン検討ツール ~逃げキッド~」からダウンロード可(決まった様式である必要はありません。)

防災対策課

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