建設予定地について
最終更新日:2021年9月9日
新しいごみ処理施設については、平成28年11月に飯谷町を建設候補地に選定していました。しかし、飯谷町の候補地に施設を建設した場合、土砂災害警戒区域等に指定される見込みであるとの調査結果が出たことを受け、飯谷町の候補地に代わる適地の調査を行っていましたが、その結果、徳島市東沖洲一丁目14番1(徳島市北部浄化センター敷地の一部)が新施設の建設場所として適正が高いという判断に至りました。
この場所は、これまで下水道事業拡張に備えた用地であったことから検討対象から外れていましたが、令和2年12月に、令和3年度以降の公共下水道戦略を策定する中で、新たな分区への拡張中止が検討されることとなったため、ごみ処理施設の候補地に浮上しました。
今後、徳島市東沖洲一丁目14番1(徳島市北部浄化センター敷地の一部)を建設予定地とし事業を進めます。
建設予定地
- 場所 徳島市東沖洲一丁目14番1(徳島市北部浄化センター敷地の一部)
- 面積 約4.7ha
適性が高いと判断した主な理由
「市有地」であること。
- 土地の確保には、多くの時間を要するが、市有地であるため、速やかに事業を進めることができる。
- 産業団地の取り決めに従い一定割合緑地を配置する必要があるが、施設を整備するための面積は十分確保できる。
都市計画上の適地であること。
- 国土交通省「都市計画運用指針」では、ごみ焼却場、その他の廃棄物処理施設は、『工業系の用途地域とすることが望ましい』とされている。
その他、多くの条件で優れていること。
- 人口重心からの距離、交通アクセス、用水の確保、排水処理など、新施設整備場所として有利な条件を備えている。
津波被害の懸念についても対策可能であると考えられること。
- 90年から150年程度の周期で発生している「レベル1」の地震(南海トラフ巨大地震モデル:マグニチュード8.6)での津波浸水想定は0メートル。千年あるいはそれより発生頻度の低い最大クラスの「レベル2」の地震(同:マグニチュード9.1)での津波浸水想定は、敷地部分で0メートルから2.0メートルとされているが、重要施設部分の嵩上げや施設の耐震性、耐浪性対策を講じることで対応が可能。
- 液状化についても、地盤改良等の適切な対策を講じることで対応が可能。
- 県道沖洲中央線が第1次緊急輸送路、徳島環状線が第2次緊急輸送路に指定されているほか、高速道路インターチェンジも至近であり、周辺地域に一定の被害が発生した場合でも、業務継続や早期の業務再開が図りやすい。
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