旧徳島テクノスクール敷地で判明した土壌汚染への対応について
最終更新日:2024年12月20日
徳島県が、令和5年に旧徳島テクノスクール(南島田町2丁目25)の敷地売却に向け土壌調査を実施したところ、土壌ガス(土壌中に存在する気体)からクロロエチレンが検出されたため、市では周辺の地下水調査を行い、クロロエチレンが環境基準値未満であったことを確認しておりました。
このたび、県が改めて敷地内において詳細な土壌調査を実施したところ、クロロエチレンは土壌汚染対策法で定めた基準値未満であったことを確認しましたが、新たに鉛による基準値の超過が判明しました。
調査は71箇所で行われ、このうち7箇所で鉛及びその化合物が基準値(溶出基準)の1.1倍から7.7倍検出されております。
つきましては、市では次のとおり地下水調査を実施することといたしましたので、地下水採取へのご協力をお願いします。
なお、県では旧徳島テクノスクールの敷地内で、土壌調査にあわせて鉛及びその化合物の地下水調査も実施しておりますが、環境基準値未満であったことを確認しております。
市が実施する地下水調査
1 調査の概要
(1)調査の対象
旧徳島テクノスクールの近隣のお宅で、地下水の流向などを考慮して選定します。
注)土壌汚染対策法では鉛による土壌汚染があった場合、地下水汚染の影響がある範囲は80mとされています。
(2)調査期間
令和6年12月9日~
(3)調査対象物質
鉛及びその化合物
(4)その他
調査時の地下水の採取は市職員が行います。
2 調査結果
2箇所で地下水を調査した結果、鉛及びその化合物は定量下限値未満でした。
注)定量下限値とは、定められた分析方法で定量できる最低濃度のことです。
鉛について
鉛は、中毒症状として貧血、血液変化、神経障害、胃腸障害などを引き起こすことが知られています。水道の水質基準のほか、土壌や地下水について環境基準が定められています。
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