国民年金制度の概要

　国民年金制度は、すべての国民を対象に、老齢、障害または死亡により生活の安定が損なわれることを国民の相互扶助により防止し、健全な国民生活の維持・向上に寄与することを目的とする公的年金制度であるとともに、社会保障という大きな枠組みの中で、強制加入を原則とした社会保険のうち年金保険に属する制度です。

　国民年金はすべての国民に、老齢、障害または死亡に関して本人（老齢・障害基礎年金）やその遺族（遺族基礎年金）に必要な給付を行うこととされており、すべての人に共通した基礎年金と国民年金の独自給付があります。
　このうち、基礎年金の給付に要する費用は、国民年金制度、厚生年金保険制度および共済組合制度が集めた「保険料や掛金」の中から負担する「基礎年金拠出金」と「国庫負担金」によりまかなわれており、国民年金の被保険者全体で公平に負担していこうという考え方を基本としています。
　一方で、独自給付に要する費用は第1号被保険者の保険料でまかなうこととしています。
　また、厚生年金や共済組合に加入した人は、基礎年金を国民年金から、給料に比例した上乗せの年金をそれぞれの年金制度から受けるようになっています。

令和4年4月以降、　
・新たに年金制度に加入する方
・年金手帳の紛失等により再交付を希望する方
には、基礎年金番号通知書が発行されます。
　すでに年金手帳をお持ちの方には、基礎年金番号通知書の発行は行われません。引き続き、年金手帳を大切に保管してください。

保険年金課国民年金係
電話：088-621-5161
電話：088-621-5162
FAX：088-655-9286