取水施設
最終更新日:2020年4月1日
水道水のもとになる水(原水)を取り入れるための施設です。
原水の種類には、河川の表面を流れる表流水、河川の深いところを流れる伏流水、地下を流れる井戸水などがあり、それぞれに合わせた施設が設置されています。
第1水源(地下水) 第十浄水場内
大正14年、第十浄水場内に竣工した地下水です。
昭和33年頃からマンガン濃度が増加したため、金属イオン封鎖剤の注入及びアルカリ処理等を行い対応したが、後に鉄バクテリアや微小生物の異常発生をきたし、昭和49年4月から取水を停止していましたが、第4水源に設置した水質改善装置を利用することにより良好な水質を得られます。
なお、現在は予備水源となっています。
第2水源(地下水) 佐古配水場内
昭和24年、佐古配水場内に竣工した鮎喰川系地下水です。
年間を通じて水温・水質ともに安定し、適度なミネラル分を含有する水です。
第3水源(地下水) 蔵本公園内
昭和29年、蔵本公園内に竣工した鮎喰川系地下水です。
年間を通じて水温・水質ともに安定し、適度なミネラル分を含有する水です。
第4水源(伏流水) 吉野川河川敷
第4水源 取水井
昭和39年、吉野川第十堰上流500メートル付近の河川敷に竣工した吉野川の深部を流れる伏流水です。
地下10メートルから15メートル付近の砂礫(されき)層から取水しています。
年間を通じて、安定した水量を取水できる、本市の主力水源の一つです。
第5水源(地下水) 第十浄水場内
昭和44年、第十浄水場内に竣工した地下水です。
年間を通じて水温・水質ともに安定し、適度なミネラル分を含有する水です。
第6水源(表流水) 吉野川河川敷
昭和49年に竣工した比較的清浄で水量に恵まれた本市の主要水源です。
吉野川第十堰上流2キロメートル付近の西覚円取水場で取水しており、主な施設として取水口、取水井、取水ポンプ、沈砂池があります。
取水口で取水される水は、吉野川の上部を流れる表流水です。
沈砂池は、取水した水に含まれる泥・砂等を沈でんさせる池です。
この沈砂池は高架になっており、その水位差を利用し、第十浄水場まで自然流下で導水しているため、電力費の節減を図る構造になっています。
取水口
沈砂池
第7水源(地下水) 第十浄水場内
昭和48年、第十浄水場内に竣工した地下水です。
年間を通じて水温・水質ともに安定し、適度なミネラル分を含有する水です
この内容に対する連絡先
徳島市上下水道局 浄水課 浄水施設係 電話:088-674-1334(代)
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