通信指令員

　私は、物心ついた時から消防士になりたいという夢を持っていました。家族の救急搬送、消防署への職場体験などを通して消防士という仕事の尊さをより一層感じ、火災や災害、救急の現場に駆け付け、人の命、人の心を救える消防士になりたいと思い志望しました。

　危険な現場や悲惨な現場に出動したなかで、時には救えなかった命もあります。次に助けを求めている方のためにもその方々のことは心の中に残っていますし、消防士である限りそれを忘れず、自己研さんに努めていきたいと思っています。

　通信指令課で交代制で勤務し、24時間119番通報等の対応、指令業務等を担当しています。

　消防士は市民の生命、身体及び財産を守る仕事です。それは決して簡単な仕事ではありません。
そして一人では絶対にできません。一人一人の力と強い気持ちがあってこそ成り立つ仕事です。男性の頼れる強さと女性ならではの優しさを兼ね備えられたら消防は最強です。一緒に強くて優しい消防を作っていきませんか。